コロニーでサギとカワウを観察しよう
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 双眼鏡や図鑑がないと野鳥観察ができない。自然が豊かなところに行かないといけない。それは違います。庭にくる鳥を眺めるだけでも、鳥たちの生活を垣間見ることができます。例えば、虫をくわえて飛んでいる鳥は、その鳥の行く先に巣があり、そこでヒナが親鳥を待っていることを教えてくれます。まずは、身近な鳥に目を留めて、ゆっくりと眺めてみましょう。

ウメのみつを吸うメジロ しかし、さらによく観察しようとすると便利な道具が欲しくなります。例えば、双眼鏡を使うことによって鳥がくわえている虫の種類、エサをとる方法などを観察することができるかもしれません。以下に、あると便利な野鳥観察の道具を紹介します。

● 双眼鏡を使って野鳥をよく観察しよう

双眼鏡 倍率:7〜8倍が適当。倍率が高くなると、レンズに入る範囲が狭くなり、目当てのものをレンズに入れるのが難しくなります。

大きさ・重さ:レンズの大きいものは、より広い範囲が目に入り、明るくみえます。しかし、大きくなると重たくなってしまうので、長時間手で支えることができなくなります。自分にあった大きさのものを選びましょう。

● 観察した記録を残そう

ノート ノートとえんぴつ・ペンを持ち歩き、観察したことを記録してみましょう。観察を続けることで、より多くのことがわかります。過去の記録を見返せば、新しい発見があるかもしれません。ノートには次の項目を忘れずに記録しましょう。


観察した日・時間 /  天気 / 場所 / 鳥の種類・個体数 /
観察した鳥の行動 / その他 周りの環境・気づいたこと

● 図鑑で鳥の種類を調べてみよう

 鳥の種類がわかれば、野鳥観察はもっと楽しくなります。図鑑で鳥の種類を調べてみましょう。図鑑にはいくつかの種類があります。野外に持って行くなら、かばんやポケットに入る小型の図鑑が適しています。

写真の図鑑:見たままのイメージで鳥を調べることができます。何度もくり返し見て、イメージをつかんでおくと、初めて見た鳥でもなんとなくわかるようになります。

イラストの図鑑:種類を見分ける細かなポイントまで描かれているので、見分けるのが難しいしい鳥を区別するときに役に立ちます。

 図鑑には、鳥を見分けるポイントだけでなく、その鳥が見られる季節や場所、食べているエサ、どのような環境に住んでいるのかなどいろいろな情報がのっています。読んでおけば、より観察が楽しくなります。

● その他

ゴイサギ若鳥の羽根望遠鏡:海や湖などで鳥に近づけない場合や見分けるのが難しい鳥を見るときに役に立ちます。ただし、鳥の早い動きにはついていけないので、小鳥類を見るには技術がいります。

カメラ:見た鳥やその行動を記録してみましょう。一瞬目にしたときにはわからなかったことが見えてくるかもしれません。

ビニール袋:羽根やフンなど鳥たちの落し物を拾ってみましょう。鳥の羽根の形・色は、鳥の種類によって違いますし、体のどこの羽根かによっても違います。持ち帰って、図鑑などで調べてみる楽しみもあります。

● 野鳥観察に一番大切なこと公園のカラス

 野鳥を観察するときには、守らなくてはいけないいくつかのルールがあります。

 @ 野鳥を追い回したり、危害を加えたりしない。

 A ヒナや卵などを見つけても、むやみに近づかない。持ち帰らない。

 B 野鳥は野生の生き物なので、むやみにエサを与えない。

鳥たちも生きています。やさしい気持ちで鳥たちの生活を見守ってあげてください。