化石を探すならば、街の中がおすすめです。デパートや地下街の壁をじっくり観察すると、なんとアンモナイト、二枚貝、巻貝、サンゴなど、いろいろな化石が見つかります。コツさえつかめば、意外に簡単です。あなたも街の中で化石探しをしてみませんか? 【写真】化石が見つかる石灰石の柱
石灰石は化石の宝庫!
化石が見つかるのは、石灰岩(せっかいがん)が多いようです。石灰岩はサンゴ礁に住んでいた生物の遺骸がつもってできるので、化石が多く含まれます。石灰岩は加工しやすく、化石が含まれることで複雑で美しい模様ができるので、建物の壁によく使われます。しかし、石灰岩は雨によって表面が溶けやすいので、建物の外側の壁などにはほとんど使われていません。化石を探すなら、建物の中で石灰岩を探すことがポイントです。
どんな化石が見つかるの?
壁の中の化石は断面でしか観察することができないために、詳しい種類まで調べることはできませんが、「サンゴ」、「アンモナイト」、「巻貝」、「フズリナ」などの、大まかな種類には分けることができます。ここにのっていない化石もたくさんあるので、色々な種類を探して見ましょう。
アンモナイト(三宮,さんちか) イカやタコの仲間です。いろいろな形のものがありますが、どれも一つずつ部屋をつくりながら成長するので、仕切りの壁が見えます。10cm以上の大きなものもあります。
サンゴは、サンゴ礁のもとになる動物です。石灰質の骨格をもっており、種類は豊富です。ぜひ色々な種類を探して見て下さい! サンゴ化石(三宮,そごう)

【年代】古生代(5.4-2.5億年前)のはじめ頃より出現
巻貝(三宮,さんちか) サザエやカワニナなどが含まれるおなじみのグループです。アンモナイトの仲間との大きな違いは殻の中が小さな部屋に分かれていないことです。
ラグビーボールのような形の殻をもち、大きさは1-10mmくらいです。断面によって渦巻き型に見えたり、だ円形に見えたりします。この化石は、細かく観察すると詳しい名前が分かるので、その石ができた時代を詳しく知ることができます。 フズリナ(人と自然の博物館)

【年代】古生代石炭紀〜ぺルム紀(3.3-2.5億年前)に繁栄


他にもいろいろな種類の化石が見つかります。
変な化石を見つけたら、ぜひ博物館に写真を送って下さい!

Copyright(C)2003, Museum of Nature and Human Activities,Hyogo