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ひとはくニュース
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●3月14日(土)放送 NHK「週刊こどもニュース」見てね

2月26日と3月4日の2日間、NHK「週刊こどもニュース」の取材で、番組の長男役、
金子雄くんほか取材スタッフのみなさんが、恐竜化石の発掘現場やひとはくへ来て
くれました。
金子くんは東京から朝7時の飛行機に乗るために、早起きして少しねむそうでしたが
丹波の恐竜化石の発掘現場の様子や展示について、取材をしてくれました。
金子くんは、ピアノが弾けたり、サッカーをしたりと、いろんなことに興味がある小学6
年生。
さて、どんな質問が飛び出すかな。


金子くん(右)が丹波の恐竜化石の第一発見者、足立洌さん(中央)と村上茂さん
(左)にインタビュー中。化石を発見したときの様子などを聞きました。
「初めて見たとき、化石ってわかりましたか?」


村上さんが勤める丹波市立上久下地域づくりセンターで化石の入っている岩を砕く
体験をしてもらいました。冷たい雨の中、1時間30分も作業は続きました。
「簡単に化石は見つかるもんではないですね。」


今度は、ひとはくで恐竜化石のクリーニング作業の見学です。
「こうやって、クリーニング作業するんだよ。」



三枝主任研究員にインタビュー中です。
「クリーニング作業が進むとどんなことが分かるんですか?」
「恐竜の脳の大きさは紙コップ半分しかないの???」


「うぁ〜おおき〜い!」
「端から端まで歩くと何歩あるかな?」


この様子は、3月14日(土)午後6時10分〜42分放送のNHK「週刊こどもニュース」
で放映されます。

みなさん、ぜひご覧ください!


                                   小林美樹(生涯学習課)


, 2009.03.11
 
●豊岡KODOMOラムサール交流会〜コウノトリに会ってきました〜

2月21日、22日と豊岡市で豊岡KODOMOラムサール交流会が開催されました。
このもよおしは、鳥取県中海、滋賀県琵琶湖、そして豊岡の子どもたちが交流するイベントで、
豊岡市の依頼で、ひとはくの謎の講談師、河南堂珍元斎も参加しました。

郷公園の餌の時間に舞い降りるコウノトリ。飛ぶ姿は優雅でした。

コウノトリ郷公園や文化館の見学ののち、城崎町戸島に整備中のハチゴロウの戸島湿地を見学。
工事中に一時避難していたナマズやフナ、コイをみんなで放流しました。

ナマズさん、元気でね・・・


観察小屋。なんと浮いています。


観察小屋の中。こうやってコウノトリを観察します。ちょっと怪しい3人組・・・。


コウノトリたちも、かつてここをえさ場とした「ハチゴロウ」に見習ってえさを取りにきています。


円山川の加陽の堤外田ビオトープには親子3羽のコウノトリが子どもたちを出迎えました。
ここはなんと15ha以上の大規模な湿地となるそうです。


そして翌日、交流会のメインイベントです。まずは、珍元斎の「時空をこえたハチゴロウ」です。
2年前に豊岡で死んだ野生のコウノトリ「ハチゴロウ」は実は元兵庫県知事「坂本勝」が、「コ
ウノトリと共に暮らすということはどういうことか」を伝えるために過去から派遣したタイムトラベ
ラーだったという設定で、いろんな生き物が共に暮らす生物多様性のすばらしさやコウノトリ野
生復帰の取りくみの歴史を語りました。うまく伝わったでしょうか・・・。


ひとはくの収蔵庫に大切に収蔵されている但馬最後の野生のコウノトリも紹介しました。
さすが、自然を愛する子どもたち。ひとはくの事知ってくれてました。「うれしい!」
でも、「ひとはくはどこにある?」と質問したら「神戸!」と元気なこたえ・・・。ちょっとショック・・・。


収蔵庫にある但馬最後の野生のコウノトリ。(非公開)


ひとはくにある「コウノトリ展示コーナー」。羽の封入標本は見事なアートです。ぜひみてください。


ラムサール条約登録湿地の中海と琵琶湖の子どもたちが、自分たちの取り組みを紹介。
なんとコウノトリは中海にも琵琶湖にも飛んでいってました。コウノトリがつなぐ子どもたちを
をつなぐ縁・・・「コウノトリ大使」はすごいなあ・・・。

中貝豊岡市長にみんなでメッセージを渡しました。これは3月下旬までコウノトリ文化館で
展示されてます。

さいごはみんなで記念撮影。


今年の秋(9月23日〜11月23日)には、ひとはくでも、コウノトリ写真展「コウノトリのいる風景」
がやってくる予定です。
もしかしたら、本物のコウノトリも、深田公園に舞い降りるかもしれません・・・いや、舞い降りたら
いいなあ。せめてコウちゃんでも・・・。乞うご期待!

ファーブルTF 川東丈純

, 2009.03.07
 
●インドネシア−あたたかな南の島で(2)

脳梗塞のために後遺症があって、調査などできるのだろうかと思っていましたが、
2007年からインドネシアの調査に復帰しました。スマトラ島のパダンという都市の
郊外にあるアンダラス大学の先生のおせわになって、どんな動物がいるのか情報
を集めにうろうろしたのです。いなかを車で回り、どんなところにどんな動物がいる
かを調べました。

 2007年にはスマトラ島の東に広がる低地を回ったのですが、2008年は行き先を
変え、同じスマトラ島でも西を南北につらぬく山脈地域を行き来しました。もちろん、
当然ですが車でです。ここは昔からミナン・カバウの人びとが暮らす、ミナン・ハイラ
ンドといわれるところです。
高地ですのですずしい土地柄です。とても熱帯のスマトラ島とは思えない気候です。
   

(西スマトラの山の上から見た光景です。ずっと山やまが連なっています。そして、
こんな山の上にもアグロフォレストがあります。まん中の低木は、つい最近植えたば
かりの香辛料でしょうか?)

 ミナン・カバウの人びとは、伝統的な水牛のつのに似た屋根のある家――ミナン・
カバウという名前は〈水牛を飼う〉という意味だそうです――に住み、陸稲(おかぼ)や
水田を耕します。このごろは普通のウシを飼うことも多いようですが、田を耕すために
飼う家畜は、本来は水牛です。そして、その田畑のそば、多くは家の回りに、いろい
ろな果樹や役に立つ草が混じりあうアグロフォレストと呼ばれる森を育てます。



(水牛はのんびりと歩きます。水牛はとてもおとなしい動物です。この水牛のつのを
まねて、ミナンカバウの伝統的な家の屋根は作られたそうです。後ろには石油会社
のポンプがあります。日がな一日、キッコ、キッコと原油をくみ出していました。)



(ミナンカバウの伝統的な家です。現在では水牛のつのにあたる部分はトタンで作
ってありますが、もとは竹で作ったそうです。)


 「アグロフォレスト」とは何でしょう?聞きなれないことばだと思った方も多いでしょう。

 食用バナナや熱帯ショウガが植わり、頭の上には高いココヤシの葉が風にゆれる。
かたいカボチャのような実のなるパンノキや日本でも人気のあるマンゴーが緑のまま
の若い実をつる。そんな、まるで〈あるじの思いつき〉そのままに、気ままに育てたよ
うな熱帯の森がアグロフォレストです。

 アグロフォレストは「我が家の森」です。日本の里山と似ています。伝統的な森作り
の作法はあるのでしょうが、その一方で、うっかり育てた(“放っておいたら、かってに
育った?”)森では、何やかやといろいろ雑多な雑草や小動物が入り込んで、にぎや
かなありさまとなりはてます。


(田んぼのはしに森が見えます。これがアグロフォレストです。この森の中にはいると、
いろいろな樹木が植わっていました。)

 あるじが〈勝手に〉つくるのですから、アグロフォレストには、いろいろな景観がありま
す。シナモン・パウダーをつくるクスノキの仲間――日本でも、甘い香りのするシナモ
ンは料理やお菓子の香りづけに使います――を植えたところは、アグロフォレストとし
ては特殊です。あたらしく出た葉が赤く、目にあざやかに見えますが、商品作物とし
て作るため、シナモンを一定の面積に植えておかねばならず、何でもありの「我が家
の森」とはずいぶん違ったふんいきなのです。それでも、その森も普通の家族が持っ
ている「我が家の森」の一種であることに違いはありません。

 アグロフォレストと反対の意味を持つ森をプランテーションと呼んでいます。企業の
経営する大規模な森のことです。そこには普通、カキノキの仲間であるゴムの木や
アブラヤシなど、一種類の植物しか植わっていません。わたしがよく見たのは、アブ
ラヤシのプランテーションです。昔はヤシ油から食用油や石けんが作られたのです
が、最近はバイオ燃料にすることが増えたようです。


 どれだけいろいろな生きものがすめるかという点では、アグロフォレストが圧倒的
に有利です。いろいろな作物が野生の木とともに植わった森ですから、そこかしこ
に、いろいろな生きものが見られます。あるじが気を抜くと、とたんに雑草までがは
びこってしまいます。いくつかの霊長類もアグロフォレストに見られます。

 それに引き替え、プランテーションは、いろいろな生きものが住むアグロフォレス
トとは、だいぶようすがちがいます。農園というより「工場」ということばが当てはま
ります。あまりに機械的で、生き物が育っているという感覚に乏しいのです。近代
的なムダのない〈農園工場〉とでも言えばいいのでしょうか?プランテーションは
企業の利益を最優先して経営されています。

 でも、ここで注意しておいてほしいのですが、「アグロフォレストは正義の味方、
プランテーションは悪もの」という見方は一面的です。止めておきましょう。アグロ
フォレストを作るために、少なくとも多少の土地は持っていなければなりません。
つまり、比較的裕福な、土地持ちの家庭であることが条件です。それにひきかえ、
プランテーションならば、そこで働くには身ひとつでも可能です。もちろん経営者
は別ですが、プランテーションで働いているのは、比較的貧しい人が多いのです。
事実、住みなれた村を離れて出稼ぎ
で働きに来ている人がよくいます。

 最近、伝統的なアグロフォレストリィは、「いろいろな生きものが育つという意味
で人間生活と自然がうまく結びついた森林経営だ」と言われるようになりました。
アグロフォレストとプランテーションのどちらにも、よいところ、悪いところがありそ
うです。
皆さんは、伝統的なアグロフォレストと合理的なプランテーションのどちらが好み
ですか?(つづく)

三谷 雅純(兵庫県立大学/人と自然の博物館)

※このブログで掲載されている文章・写真の無断転用・転載はご遠慮ください。

, , 2009.02.27
 
●「六甲山のキノコ展 〜リアルな森の妖精たち〜」がはじまりました。

博物館では、2月10日から5月31日の約4カ月間にわたって、「六甲山のキノコ展 〜
リアルな森の妖精たち〜」を開催しております。この展示は、兵庫県立御影高等学校、
兵庫きのこ研究会、当館との共同開催です。六甲山の修法ヶ原でとれたキノコ約80種
類、110点を展示しています。博物館が所蔵する「キノコ」の標本は、普通は干しシイタ
ケのように縮こまった形となり、生きていた状態とは似ても似つかないものになりますが、
今回は凍結乾燥や樹脂含浸、封入標本などによる特殊な技法を駆使して、できるだけ
生きている状態に近い形でリアルな標本に仕上げています。
展示を見られた方で、眼の肥えている人ほど、「どこの業者に作ってもらったの」なんて
質問される方がいますが、すべて、高校生と博物館スタッフによる手作りです。キノコ
好きの方だけでなく、博物館の展示用標本の作製技術に関心がある人にも必見です。

(写真1:ニセマツカサシメジ)


(写真2:サンコタケ)


この展示には、もうひとつの大きな特徴があります。それは、高校と博物館、市民団体
のコラボレーションです。標本の採集や製作、展示は、兵庫県立御影高等学校の第2
学年の総合学習を通じて実施したものです。


(写真3:採集の様子)

採集には、初夏、夏と秋の3シーズンにおいて、六甲山系再度公園(修法ヶ原)のキノ
コを調査・観察し、これらの活動やキノコの鑑定には「兵庫きのこ研究会」の方々の協
力を得て実現しています。高校、博物館、地元の専門家の3者が揃わなければ実現
できない企画でもあります。

展示を見て頂ければ、六甲山には、実にたくさんのキノコが生育していることがひとめ
で分かるかと思います。キノコを一同に並べて眺める機会はそうそうないのではありま
せんか。この展示会では、自然界では起こりえない風景、キノコの標本を一堂になら
べることで、生物多様性が織りなす不可思議な光景をお見せしたいと思います。


(写真4:企画展全景)


<開催の概要など>
展示コーナーは小さいですが、中身がぎゅっと詰まってます!

期間: 2009年2月10日(火) 〜 5月31日(日)
場所: 兵庫県立人と自然の博物館 4階ひとはくサロン
観覧料: 無料(博物館観覧料が必要です)
主催・共催: 兵庫県立御影高等学校 ・兵庫キノコ研究会・
兵庫県立人と自然の博物館 
URL: http://hitohaku.jp/exhibits/temporary_old/2008/mini08.html#minikinoko
展示品についての詳しい解説は、これからひとはくブログで紹介してゆきます!

                                 三橋弘宗(自然・環境マネジメント研究部)

, 2009.02.27
 
●『人と自然の会』は新しいサークルもなくマンネリかと思われていましたが、新しく『かわせみの会』が発足しました。

1月24日(土)に14名で産声を上げ発足会を行いました。そのあと,観察会を実施
しましたが,鳥をほとんど知らない人も多く,あの鳥何の鳥?スズメ?とワイワイガヤ
ガや観察会を行っている途中,有馬富士公園内である人の足元から鳥が飛び立ち,
びっくりして『アット鳥』と一言,それがアトリでした。そんな感じで楽しい一日を過ごし
ました。

2月12日(木)に2回目の観察会を深田公園周辺等で実施しました。この日は温かい
天気に恵まれ,まだ2月10日過ぎというのに蛙も蛇も冬眠から目覚め,深田公園周辺
で写真のような出来事がありました。野鳥観察中に足元にいたヘビにかわせみの会の
女性たちはキャー!2月にヘビはいませんものね。写真ではわかりませんが,このヘビ
は攻撃的でした。尻尾を震わせ,鎌首で攻撃してくるさまはガラガラヘビのようでした。
ひとはくの田口先生に聞いたところ、シマヘビの黒くなったもので、カラスヘビだそうです。

しかし,アオサギにくわえられたウシガエルは本当にかわいそうでした。せっかく冬眠か
ら目覚め,外の世界を見ようとしていたときの出来事なので哀れを誘います。
 
深田公園と下深田の田んぼで野鳥観察を行い,30種の野鳥が観察できました。東京都
内のオアシスといわれる明治神宮でも年間約50種とBSNHKで放送していたので、すば
らしい野鳥の数と思います。観察会が終わったらナント2時前でした。
鳥合わせをみんなで行い,急いで昼食をとり,そのあと,希望者で有馬富士公園福島大池
に向けて出発。狙いはもちろんヒメハジロです。まだ池にいるかどうかわからないけど、とに
かく出発。公園のロビーにもヒメハジロ飛来を大きく宣伝してあり,池にいることを確信しまし
た。

目を皿のようにして池の中を探します。いたっ!と誰かの大声。みんなでその方向を双眼鏡
で追います。
いた!いた!

すぐに潜水をし姿を隠すが、すぐに浮き上がってくる。黒い頭の目の横の白いマークがとって
も目立つ。体は小さいがチャーミングでとてもかわいい。距離があるのでカメラで写せないの
で何度も何度も目に焼き付けた。

野鳥観察はとてもすばらしい!ヒメハジロよく来てくれた!「かわせみの会」のみんなもます
ます鳥が好きになっていくと確信した一日でした。

(人と自然の会 かわせみの会  能勢公紀)   

, 2009.02.27
 
●県美ひとはく連携事業「〜自然からの文化〜花とでんでんむし」開催しました!

2月15日、県立美術館で、県美ひとはく連携事業第3弾!を開催しました。
まずは、「ウィーン美術史美術館所蔵・静物画の秘密」展関連イベント、
レクチャー「花を愛する〜近世のヨーロッパと日本〜」から。
満員のお客さまに鈴木武研究員も緊張気味(?)です。

静物画の秘密展で展示されている植物を専門的見地から、その種類や
当時のヨーロッパや日本の人々の愛情をレクチャー。まさに自然と美術の
融合ともいうべき、さすが格調高いセミナーでした。


つづいては、ひとはくでもやりました「うし年」にちなんだでんでんむしイベントです。
ひとはくと県美のスタッフなどで構成する河南堂珍元斎一座の寸劇講談「柳田國男の
でんでんむしの話」と鈴木研究員のレクチャー「でんでんむしのなぞ」の2部構成!
司会はいつもの阿部さんです。

柳田さんの作品「蝸牛考」をわかりやすくした創作講談で、でんでんむしの田助が、
自分の名前探しに全国を旅する物語・・・。寸劇講談のはじまり、はじまりー!


でんでんむし熱演中!巨大でんでんむしの制作は美術館の藤原義勝MTです。いつも無理な
注文にもすばらしい作品(笑)で答えてくれます。

大道芸もするでんでんむし・・・。


さて、問題のオチは?


あーウケて、よかった・・・。


でんでんむしメットがよく似合う鈴木研究員は、柳田さんの蝸牛考やでんでんむしの
生態について解説!

このでんでんむしイベントは、3月15日(日)に神崎郡福崎町の柳田國男・松岡家
生家でもやります!
午前10時からは鈴木武研究員の「カタツムリをさがそう」、午後1時からは河南堂
珍元斎一座と探偵ナイトスクープのプロデューサー松本修さんとの共演です。
乞うご期待!

ファーブルTF 川東丈純

, 2009.02.17
 
●ひとはくの2009年

今年,あなたは,どのような1年を生きますか?生きていることの充足感を,何に
求めようとしていますか?人は自然と共生して生きることに歓びを見出します。
生きる歓びを,ひとはくでまなぶことから育て上げてみませんか?

2009年は前年から引き継いだ経済危機を背景に幕を開けました。金儲けだけを
追求して失望の淵に追いやられたようなこういう時にこそ,人の知的活動は思い切
り羽ばたけるはずです。暗い話を吹き飛ばし,こころのうちに明るさを展開する年
にしたいものです。
ひとはくは今年もまなぶ歓び、生きる歓びの創造を目指して,力強い歩みを進めよ
うと張り切っています。

○ 3年目に入った丹波の恐竜の発掘は,さらなる発見をもたらしてくれると期待
 します。化石は恐竜だけでなく,他の動物群にも発展していますが,今年も新
 しい発見があることでしょう。

  
     
     

(第3次発掘調査現場)


○放棄された里山の荒廃は目を覆うばかりです。都市近辺の里山をどのように維
 持するか,中山間地帯の里山をどのように管理するか,世紀の単位の時間を見
 通しながら,今年やるべきことの指導理念を見出すことが求められます。

○今年も数多くのセミナーを準備しています。学びを求める人たちとの恊働が,多
 様な道筋で拓かれることでしょう。特注セミナーへの申し出もお待ちします。

○ひとはくのスタッフとの恊働は,連携の強化につながり,今年もフェスティバル
 や共生のひろばではっきりした姿を見せるに違いありません。

(ひとはくフェスティバル 深田公園)   
      

ひとはくはひとはくのスタッフだけのものではありません。
人と自然のかかわりに関心の高いすべての人が,今年もひとはくを舞台に美しい
演技を展開することでしょう。より多くの人と,より強い絆を構築する2009年
にしたいものです。

                    岩槻邦男(人と自然の博物館 館長)


, , 2009.01.25
 
●ひとはくサイエンスショー2008




 


 





いつもは年3回開催されていた「ひとはくサイエンスショー」が、今年は2月15日(日)の1日に凝縮!合計30以上のワークショップと展示ブースが博物館に集結します(下表参考)。

学校の理科の先生や企業の方、人と自然の会や博物館のスタッフが趣向を凝らして出展します。

ワークショップは時間帯が決まっており、開催30分前から整理券を発行する定員制です。また、展示ブースは常時オープンしていますが、材料などがなくなれば終わります。当日は10時30分受付開始で、11:00よりイベント開始です。               春名潤一(生涯学習課 指導主事)

時間帯

出展テーマ

対象

費用

13:00〜 

マイナス196℃の世界

小学校低学年以上

無料

15:00〜

放射線or放射能って何?

小学校高学年以上

無料

展示ブース

葉脈標本でしおりをつくろう!

小学校低学年以上

無料

13:00〜15:00

ゾウムシ学序論

オープンセミナー 

無料

展示ブース

チリメン DE BINGO!

小学校低学年以上

無料

展示ブース

ミンミンゼミをつくろう

小学校低学年以上

無料

展示ブース

ロボット音楽隊!

幼児以上 

無料

展示ブース

風景を見る!万華鏡

幼児以上

無料

展示ブース

シャボン玉で遊ぼう

小学校低学年以上

無料

展示ブース

天然ビーズのアクセサリー作りで鉱物の仕組みを知ろう!

小学校低学年以上

無料

展示ブース

押し花のしおりづくり

小学校低学年以上

100円

15:00〜

惑星ヤジロベーを作ろう

小学校低学年以上

無料

11:00〜

自分のDNAを抽出しよう

中学生以上

無料

13:00〜

ブタの眼の解剖

小学校高学年以上

無料

15:00〜

ウミホタルの発光

小学校高学年以上

無料

11:00〜 

風に向かって進む風車カー

小学校低学年以上

無料

13:00〜 

彩色勾玉をつくろう

小学校低学年以上

200円

15:00〜

日食を観測しよう

小学校低学年以上

無料

11:00〜 

アルギン酸ボールで人工いくら時計

小学校低学年以上

無料

13:00〜

紫キャベツで二酸化炭素センサー

小学校高学年以上

無料

15:00〜 

身近な植物で水溶液の仲間分けをしよう

小学校高学年以上

無料

展示ブース

浮沈子のバランスとんぼ

小学校低学年以上

無料

展示ブース

電気のしくみを理解しよう

小学校高学年以上

無料

展示ブース

見える?右手の法則

小学校高学年以上

無料

展示ブース

水に浮くもの

小学校低学年以上 

無料

展示ブース

まゆ玉でつくる指人形

幼児以上

無料

展示ブース

1匹が2匹に!!プラナリア再生の秘密

小学校低学年以上

無料

13:00〜

聴診器をつくる工作

小学校高学年以上 

無料

11:00〜 

世界天文年2009 「君もガリレオプロジェクト」小望遠鏡の製作と観測ガイド」

小学校高学年以上

2000円

15:00〜

簡単な手作り楽器

小学校低学年以上

無料

(内容の一部を予告なく変更することがあります。)                                               


2009.01.25
 
●ありがとうございました。「自然のたからもの〜丹波竜&コウノトリに会おう!」に1万人!

1月7日(水)から12日(月・祝)までの6日間だけで1万人を超えるご来場がありました。誠にありがとうございました。
最終日のワークショップ「化石のレプリカ作り」は私が講師をさせていただきましたが、10時の開店と同時に並んだ子どもたちで「20名定員×2回」の整理券はまたたく間に完売してしまいました。

「今年のバレンタインはアンモナイトチョコレートで!?」というサブタイトルを設けましたが、参加していただいたみなさん!ぜひ、家でチャレンジしてみてください。


▲カラフルな型取り材でつくりました

▲親子で参加していただきました

ひとはくは今日1月13日(火)から2月6日(金)まで休館いたします。この間に「丹波の恐竜化石」の展示も更新され、肋骨から尾椎・血道弓までが並んだ産状レプリカを見ていただくことができます。
大丸の展示を見逃された方、もう一度じっくり見られる方、ぜひ、人と自然の博物館にお越しください。お待ちいたしております。

(生涯学習課長 平松紳一)

, , , 2009.01.13
 
●いよいよ明日まで!!自然のたからもの 丹波竜&コウノトリに会おう!

昨日は、土曜日とあって2千人を超える方がご来場されました。ありがとうございました。
とくに徳川広和さんのワークショップには、小田隆さん、荒木一成さんも来られて、終了後、それぞれの書籍のサイン会になりました。
今日も開店と同時にたくさんのお客様が来場されています。県立コウノトリの郷公園のワークショップ「コウノトリの大きさを体感しよう!」のほかに、「丹波竜のちーたん」「コウノトリのコーちゃん」「『ダーウィンが来た!』のヒゲじい」との写真撮影会もあります。
これを読まれた方、まだ間に合うかもしれません。
急いで大丸神戸店9階特設会場にお越しください!


▲書籍やフィギアなどグッズの販売コーナーもあります。


いよいよ明日1月12日(月・祝)までです。今日は10時から20時までですが、明日は18時までです。入場は無料です。
明日の最終日には、ひとはくのワークショップ「化石のレプリカ作り」もあります。4日間で5,500人ですから、最終日には1万人を超えるかも?

ぜひ、ご来場ください。

(生涯学習課長 平松紳一)

, , 2009.01.11
 
●自然のたからもの〜丹波竜&コウノトリに会おう!展示秘話「産状レプリカが立った!?」

7日(水)から開催して4日目を迎えています。連日多くのお客様にお越しいただき、今日も徳川広和さんのワークショップは「満員御礼」の状態でした。
さて、見ていただいた方から「入口正面の産状レプリカの展示がすごい!」という声をよく聞きます。


▲産状レプリカが立った! ▼展示前

実は去年の7月、企画委員会の後、大丸ミュージアムKOBEの担当者に展示中の第1次発掘の産状レプリカ、第2次発掘のプラスタージャケットを見てもらいました。
展示方法について何回かのやりとりのなかで「垂直に立てて展示したい」と要望されたときは、「水平に置いているものをまさか立てるとは?美術館じゃないんだし。とうてい研究員の理解は得られないだろう」と正直思いました。
発掘現場と同じ30度の傾斜で現場を再現することを考えていたので、レプリカを製作した会社に強度を確認して展示方法を再検討しました。
結局「70度程度」に落ち着き、新規に製作する第2次発掘の産状レプリカについては、はじめから傾斜に耐えるよう製作を依頼することとなったのです。
博物館の常識とは異なる展示?これも一見の価値はあります。

1月12日(月・祝)まで展示しています。あと2日限りです。
明日は10時から20時までですが、最終日は18時までです。入場は無料です。
ぜひ、大丸神戸店にお越しください。

(生涯学習課長 平松紳一)

, 2009.01.10
 
●「自然のたからもの〜丹波竜&コウノトリに会おう!」もう一つの見どころ!

大丸神戸店9階で1月7日(水)から12日(月・祝)までの6日間だけ開催されている今回の展示の見どころとしては、本物の化石10点(脳函・環椎・歯・肋骨・尾椎3・血道弓3)の展示のほかに著名な3名の方々の展示があります。

まず、徳川広和さんの20体の恐竜模型のジオラマ展示。ティラノサウルスやブラキオサウルスなど子どもたちもよく知っている恐竜の模型が一同に並んでいます。近くから情景とともに撮影すると、まさに「生きている?」のではないかと思うほど。

徳川さんには10日(土)に会場で子ども向けのワークショップ「化石から恐竜の姿を描こう!」も催していただく予定です。

さらに、荒木一成さんの「丹波竜2007」の恐竜模型と、小田隆さんの復元画「丹波竜2008」。どちらも著名な方ですが、今回発見された「丹波竜」をイメージして製作していただいたものです。
なぜ「2007」「2008」がつくかというと、発見部位が2007年時点では「尾の部分」、2008年時点では「胴の部分」までなので、まだ全身復元ができません。したがって、その時点でわかっている資料をもとに製作していただきました。

今日から丹波市の発掘現場で第3次発掘調査が本格的に始まりました。「丹波竜2009」がどんな姿なのか・・・今から楽しみです。

▲今日の発掘現場の様子

1月12日(月・祝)まで展示しています。10時から20時までですが、最終日は18時までです。入場は無料です。
ぜひ、大丸神戸店にお越しください。
あわせて、第3次発掘調査「最新情報」もお楽しみに!!

, 2009.01.09
 
●恐竜化石の重さを体感!!

昨日から始まった大丸神戸店での「自然のたからもの〜丹波竜&コウノトリの会おう!」で、
初日、訪れた約1300名の来場者に人気だったのは「丹波竜化石の重さを体験!」コーナーです。
恐竜化石は「見る」だけじゃありません!

>

本物の丹波竜の尾椎の化石を正確に型どりしていますので、もちろん本物と同じ形・同じ大きさです。
さらに通常は、繊維強化プラスチック(FRP)などの軽い材質でレプリカを製作するのですが、今回は鉄やステンレスの部材などを入れて、わざと重くして、実物の化石と同じ重量に仕上げています。
なんと4.9kgもあります。小さな子どもにはちょっと重いですが、スタッフがついていますので安心して体験できます。

1月12日(月・祝)まで展示しています。10時から20時までですが、最終日は18時までです。入場は無料です。
ぜひ、大丸神戸店にお越しいただき、「ホンモノ」を体感してください。

(生涯学習課長 平松紳一)

, 2009.01.08
 
●自然のたからもの〜丹波竜&コウノトリに会おう!〜始まりました。

1月7日(水)から大丸神戸店9階特設会場で「丹波竜」の本物の化石を見ることができます。
おまけに入場は「無料!!」です。ぜひ、この機会に丹波の恐竜化石をご覧ください。

今回の展示は、NHK神戸放送局が主催者となり、人と自然の博物館とコウノトリの郷公園の共催で展示を企画しました。

何といっても圧巻は、初めて並べて展示される「丹波竜」の産状レプリカです。

これまで第1次発掘調査の産状レプリカ(台の大きさが1.3m×3m)は、ひとはくでも展示していましたが、新たに制作した第2次発掘調査の産状レプリカ(台の大きさ1.6m×3m)を同時に並べて展示しています。

実はこの産状レプリカの搬出、展示作業は大変でした。
まず、台ごと木枠に入れて梱包してトラックに積み込みました。

ひとはくからトラックに積み込むのはよかったのですが、大丸神戸店の搬入は、百貨店のくねくねと曲がりくねった搬入路を運ぶのでとても気をつかいました。

さらに大変だったのが、約70度に傾斜した壁面に設置する作業です。大人7、8人がささえながら慎重に設置されました。

こうしてできあがった幅6mの産状レプリカは圧巻です。これまでに発掘された「丹波竜」の大きさがよくわかります。
展示会場入口の正面に展示していますので、ぜひ、じっくりとご覧ください。

(生涯学習課長 平松紳一)

2009.01.07
 
●12月13日に北摂里山講座を実施しました

兵庫県の三田市・宝塚市・川西市・猪名川町と大阪府の能勢町・豊能町・箕面市・
池田市を含む一帯は北摂地域と呼ばれていますが、この地域には驚くべきことに、
日本一と言われている里山が2種類も存在しています。
一つは500年以上も前から存続している「日本一の伝統的里山」で、もう一つは環
境・文化林として整備されている「日本一の先進的里山」です。
しかし、残念なことに、これらの里山の詳細をご存知の方はとても少ないのが現状
です。


(写真:北摂地域の伝統的な里山の景観)



(写真2:北摂地域の台場クヌギ林)

そこで、このような状況を何とか改善したいということで、12月13日に「北摂里山
講座」を人と自然の博物館で実施しました。



(写真3:北摂里山講座のようす)

受講者数は150名。講座は1時30分に始まり5時00分に終了しました。長時間の
講座でしたが、皆さん最後まで熱心に講義を受けておられました。
私も一つの講義を担当しましたが、皆さんの真剣なまなざしに圧倒されてしまい
ました。
なお、各講義のタイトルと講師名は次のとおりです。
里山の特徴・現状・管理(石田弘明)/北摂の里山の概要(服部 保)/猪名川上
流域の里山(黒田有寿茂)/北摂の里山と湿原(武田義明)/北摂の里山と昆虫
(中峰 空)
 

ところで、来年の1月11日(日)に、北摂里山講座のシリーズ企画として「北摂里山
検定」を人と自然の博物館で実施します。時間は13時30分〜14時30分です。
受検者には正解数に応じた下記の等級別の「兵庫県立人と自然の博物館館長北
摂里山検定検定証」を発行します。
特級:9割以上、1級:7割以上、2級:4割以上

北摂里山検定の申込締切日は11月30日ですが、会場にまだ若干の余裕があります
ので、受検してみたいという方は大至急人と自然の博物館(079-559-2001)までご
連絡ください。
ただし、会場が満席になった時点で受付を終了させていただきますので、あらかじ
めご了承ください。

石田弘明(自然・環境再生研究部)

, 2008.12.26
 
●ファーブル大作戦!スペシャルイベント

ファーブル大作戦!最後の土日は、講談師「河南堂珍元斎(かなんどうちんげん
さい)」のスペシャルイベント。
そして、最後のファーブル大作戦!キャラリートークを実施しました。
29日は、スペシャルレトロ紙芝居。


レトロ紙芝居中〜

スペシャルゲストの立川渉くん。
初めてにしては、うまく出来ました。それも、そのはず。
渉くん、ファーブルポイントカードを3回もゴールした、ひとはく常連様。
河南堂珍元斎の講談を覚えるくらい、見てくれていました。


立川くん、上手に紙芝居出来ていましたよ。

その渉くんに、河南堂珍元斎から「河南堂うるさい」と命名。
立派に河南堂一門となりました。


さらに、最後の研究員のギャラリートーク。

担当の大谷主任研究員が、なんと「ふんころがし」の姿をご披露!
ん〜なかなか似合ってます。


ギャラリートークの様子。やはり、専門の分野になると顔つきが違います。
ギャラリートークは、終わってしまいますが、セミナーでも昆虫のお話が聞けますの
で、来年のセミナーを楽しみにしてくださいね。


30日は、スペシャルファーブル講談の2本立て!
「ファーブルふん虫記」と「虫売り」の講談にお客様は聞き入っていました。


スタッフもふんころがしの姿をしています


虫売り屋台を再現したものです


笑いの絶えない楽しい講談でした


河南堂珍元斎の講談を聞くためにわざわざお電話で問い合わせをしてくださった
お客様もいらっしゃいました。
次回の出演をお楽しみに!

生涯学習課 小林美樹

 

, 2008.11.30
 
●ちんげんさい扇子プレゼントをゲット2

本館3階展示室の一角に、密やかに響く虫の声。小泉八雲展示の正面にある「虫売りの屋台」。その片隅に仕込まれた来館者プレゼント「ちんげんさい直筆虫売り扇子」を幸運にも発見したのは、神戸市灘区からご来館の4歳と5歳の親子連れでした。

はじめての来館でのプレゼント発見に大喜びでした。
「ちんげんさい直筆虫売り扇子」はあと1本仕込んであります。明日が最終日。よく探して、ぜひとも
ゲットしてください。

生涯学習課 春名潤一

, 2008.11.29
 
●インドネシア−あたたかな南の島で(1)

皆さんは、インドネシアというと、どんなとことをイメージされるでしょうか?
「暑くて、いともかんたんに伝染病が広がる、貧しい国」でしょうか?

 インドネシアは、大小の島々がつらなった島国です。マレー諸島とセレベス島
やニューギニア島の一部まではいってしまう、とても大きな国なのです。
面積は日本列島の5倍もあります。ですから、「インドネシア人」と一口に言っ
ても、いろいろな人がいます。民族や話すことば、さらには食べ物までもが、も
ともとは、地方によってことなったのです。

 そういえば、人と自然の博物館から毎年行っている島はボルネオ島ですが、ボ
ルネオ島というのはマレーシアからの呼び名で、インドネシアではおなじ島をカ
リマンタン島と呼んでいるのですよ。

 わたしはむかし、毎年のように、アフリカのコンゴ共和国とインドネシアに行
っていました。ところが日本での仕事が忙しくなり、忙しくなりすぎて、とうと
う6年前に脳梗塞になってしまいました。右半身が動かなくなったのです。そし
て闘病の後、2年前からやっとインドネシアには行けるようになりました。今で
はかなり動けるようになりましたが、それでもやはり、山に登ったり、坂をかけ
下ったりといったフィールド・ワークはムリなのです。

 今、行っているのは、スマトラ島という西の端の大きな島と、ジャワ島という
首都ジャカルタのある島です。

 スマトラ島のパダンという都市にあるアンダラス大学の先生といっしょに、車
に乗せてもらっていなかを回り、どんなところにどんな動物がいるかを調べます。
また病気になる前から通っていたジャワ島のパンガンダランでは、シルバールト
ンというサルの食べ物を調べたりしています。
  
   写真;パダンの街なか

 スマトラ島では、伝統的な〈我が家の畑〉がだんだん見られなくなっています。
それでもパダンの近くにはまだよく見られますが、パダンから山脈を越えた北東
へと続く広大な地域には、すでに伝統的な〈我が家の畑〉は見られず、かわりに、
どこまで行っても油ヤシのプランテーションが広がるようになりました。おなじ
地域には、国際的な石油会社もパイプ・ラインを伸ばしています。
  
   写真2:若い油ヤシの畑

 野生動物の生息は、プランテーションを広げたり、パイプ・ラインを引いたり
する妨げになります。ここにはアジアゾウやスマトラトラがいます。でも、生息
地を追われたゾウやトラは、畑に入りこんだり、家畜や人をおそったりするので、
人びとから恐れられています。

 スマトラ島では、経済的な開発と、伝統の生活と、野生の自然が、互いにせめ
ぎ合っているのです。
(この連載は、不定期に続きます。)

  三谷 雅純(兵庫県立大学/人と自然の博物館)

※このブログで掲載されている文章・写真の無断転用・転載はご遠慮ください。

, 2008.11.26
 
●ひとはくファーブル大作戦!ふぁーぶるポイントカード、なんと3回目のゴール達成!

集めて楽しいふぁーぶるポイントカード。
このカードは、ファーブル大作戦!期間中(9/20〜11/30)に
配布しています。
ポイントカードは、来館した時(1日1回)やセミナーやイベントに参加
するたびに、スタンプを1つ押しています。
ふぁーぶるポイントカードのゴール達成第10号になったのは、三田市立武庫
小学校の5年生の立川渉くん。
なんと渉くんは、ゴール3回目!
集めたポイントは72ポイント以上。すごい!
いつもご来館ありがとうございます〜〜〜。


講談師ちんげさいさんからゴール達成第10号の認定証と特別に扇子やスカラベ
を象った信楽焼が贈られました。


渉くんは、神戸新聞のお兄さんの取材も受けました。


通りかかった、中瀬副館長と握手。



昆虫博士、八木主任研究員の激励も。



ちんげんさいさんに似顔絵を描いてもらう渉くん。
学校がある日でも、ほとんど毎日来館してくれています。
今日は、学校が終わって、スイミングスクールの前に来館してくれました。
将来は水泳の選手になりたいそうです。


次のゴール達成者は、誰でしょう。
ファーブルポイントカード実施期間は、11月30日までです。


生涯学習課  小林美樹 

2008.11.21
 
●ファーブル大作戦!来館者3万人達成しました!

9月20日から始まった「ひとはくファーブル大作戦!」。
今日で、ちょうど2ヶ月になりますが、来館者3万人を迎えました。
3万人を突破してくれたのは、神戸市立若宮小学校3年生のみなさんです。

元気いっぱいセミナーの様子


若宮小学校3年生のみなさんへの記念品です。

記念品その1:スカラベの信楽焼・クワガタ封入標本・てぬぐい
       ひとはくオリジナルエコバック



記念品その2:講談師 ちんげいさいのサイン入り扇子
この他、ひとはくオリジナルテレフォンカードもありました。


記念品を受け取ってくれた3年2組の代表の女の子は、「みんな外でドッチ
ボールをして元気なクラスです。」とクラス紹介してくれました。



岩槻館長からお祝いの言葉



若宮小学校3年生のみなさんと岩槻館長と記念写真です。
若宮小学校3年生のみなさん、ご協力ありがとうございました。
また来てくださいね〜。


                     生涯学習課 小林美樹

2008.11.20
 
●ファーブル大作戦!イベント「ナチュラリスト小泉八雲」開催&虫売り屋台の展示追加!

11月9日(日)に兵庫ゆかりのナチュラリスト、小泉八雲コーナーの関連イベントで、
八雲のひ孫小泉凡さん(島根県立大学短期大学部准教授:小泉八雲記念館顧問)
をゲストに「ナチュラリスト小泉八雲」を開催しました。
神戸に2年間、新聞記者として居住し、神戸で帰化した小泉八雲を、100年前にタイ
ムスリップして、八雲の聞いた虫の音などの音の世界を体感しようというイベントです。

まずは、 河南堂珍元斎の講談「虫売り」から。


<写真1>講談「虫売り」のはじまりはじまりー!

黒子、司会は、友情出演の河南堂御免奈斎、阿部星香さん。

<写真2>江戸の虫売りの様子を再現しました。

売り声は、京風売り声「ギースどうどすー。松虫どうどすー。鈴虫どうどすー・・・」。
江戸風は不明で、虫売りは、京都には戦後しばらくまでいたようで、京都の宿屋
「枳殻荘」のおじさんに教えてもらった売り声で演じました。


<写真3>虫売りの屋台

虫売りの屋台は県立美術館との連携で、県立美術館の藤原義勝ミュージアムティーチャー
に制作してもらいました。虫売りの主は珍元斎、使用人は、友情応援の四十一斎、御免奈斎です。
屋台はすごく重い・・・。お疲れ様。

<写真4>

八雲の書いたエッセー「虫の演奏家」から、虫売り誕生物語を講談+落語風で演じる河南堂珍元斎。「へるん先生(八雲)の近所に住む喜六は、新しい仕事の紹介をへるん先生に頼みにやってきます・・・。」、講談「虫売り」は11月24日にファーブル講談で再演します。


<写真5>

小泉凡さんは「八雲のとらえた明治日本の音〜虫・蛙・鳥そして街の音」と題したお話。
明治日本で、八雲がとらえた虫の音をはじめとする「音」についての楽しいお話でした。
日本の音楽や虫の音、物売りの呼び声など日本の庶民の文化に対する八雲の愛情を
とても感じました。

<写真6>

大谷剛研究員は、八雲が聞いた鳴く虫、カネタタキ、クサヒバリ、カンタンなどの声の聞き分けの解説。

<写真7>

さあ、聞き分け訓練ができたら、いざ、 深田公園へ。凡さんも一緒に、今も鳴いているはずの
クサヒバリ、カネタタキ、カンタンの声を大谷研究員や連携グループ「きんひばり」の案内で、
八雲が愛した鳴く虫の声を聞きに出かけました。

<写真8>

<写真9>

残念ながら、この日はあいにくの冷え込みで、鳴いていたのは、ハラオカメコオロギのみ・・・。
大谷研究員によると気温が15度より下がると鳴かないようです。昨日まで鳴いていたのに・・・
あー残念。代わりに、「きんひばり」のメンバーが飼っている鳴く虫を見せてもらいました。
ちなみに翌々日の11日あたりから気温が上がり、ふたたびカネタタキは鳴きはじめました。

<写真10>

鳴く虫のかわりに、ネズミトリに捕獲されたズズメバチを凡さんと見学。まだ生きているのもいて、
大迫力でした。
人と文学と自然が融合したイベントで、受講者からも「楽しかった!」といわれ感謝です。
受講者は、小泉凡さんと記念撮影したりして、外は寒かったですが、熱いイベントでありました。

<写真11>

虫売りで使った屋台を「ナチュラリスト小泉八雲コーナー」に展示しました。八雲が聞いた虫も鳴いています。(CDですが・・・。)虫籠の中の、鳴く虫たちは、「きんひばり」の溝田さんの切り紙とフロアスタッフの藤田さんと瀬良さんによる折り紙です。虫の写真の提供は八木研究員と「きんひばり」の吉田さんです。ありがとうございました。
それから、河南堂珍元斎によるオリジナル虫売り扇子が屋台の中に<プレゼント>と書いて、そっと
おいてあります。ファーブル大作戦!期間中の毎週末1本づつ置いてあるので、ぜひゲットしてください。

ファーブルTF 川東丈純

, 2008.11.18
 
●「一反もめん」の足下の特別プレゼントをゲットしたのは中学生

11月7日のブログで紹介されていた、水木しげる展示に新しく加わった「一反もめん」。
その足のない足下に密かに置かれた特別プレゼント「珍元斎直筆の特製扇子」。それを見事にゲットした第一発見者は、神戸市内の中学校1年生の中島諄くんでした。

小学校時代以来2回目の来館となる11月8日は、お母さんと妹、妹の友だちとそのお母さんの5人連れ。水木しげるの展示ボックスを開けたら「一反もめん」の下に置いてある扇子を発見。「何これ?」プレゼントとわかってさらにビックリ。「来館の良い記念になる」と妹さん達と大喜びで展示見学に向かわれました。

ファーブルTF 春名 潤一

, 2008.11.12
 
●ファーブル大作戦!一反もめん、追加しました!

篠山の豊かな自然の中でさまざまな生き物の「観察」をした水木しげる。
水木漫画の原風景のひとつといえる篠山での少年時代にスポットをあてた「ナチュラリスト水木しげる」コーナー、現在、好評展示中ですが、11月8日から妖怪「一反もめん」を展示物を追加します。境港市観光協会の第1回妖怪人気投票で一番人気に輝いた妖怪です。ちなみに2位は目玉おやじ、3位水木しげる先生と続きます。
妖怪なので、ひそかに展示してありますので、ぜひご覧ください。
※第一発見者は、珍元斎直筆の特製扇子をプレゼント。一反もめんの下においてありますので、3階入り口にいるフロントスタッフに一声かけて、持って帰ってください。

ファーブルTF 川東丈純

, 2008.11.07
 
●「ファーブル大作戦!特製フィールドノート」岩槻館長バージョン完成!

「ファーブル大作戦!特製フィールドノート」岩槻館長バージョンが完成しました。

岩槻邦男館長のフィールドノートから特別にコピーさせてもらったページと館長からの
フィールドノート活用についてのメッセージもついています。
ファーブル大作戦!期間中に配布している「ふぁーぶるポイントカード」に15ポイント
たまったらプレゼントします!
ふぁーぶるポイントは、ご来館はもちろん、セミナーやイベントに参加するともらえます
ので、どしどしセミナーなどに参加して、みなさん、ゲットしてください!


<表紙>


<岩槻館長のフィールドノートからの抜粋>
シダのイラスト入りでわかりやすいですね。お手本にしてください。


<館長からのフィールドノート活用のメッセージ>
サイン入りで、研究者としてのノート活用指南が書いてあります。


ファーブルTF 川東丈純


, 2008.11.07
 
●ひとはくフェスティバル’08〜フェスティバルの片隅から〜

今回のひとはくフェスティバルは、ファーブル大作戦!の真っ最中。
ここホロンピアホール前出入り口から見た片隅からのリポートです。



写真1 ホロンピアホール前出入り口 
お客さまはもちろんステージ出演者や出展者、いろんな方々が通り
ます。


ステージに出演する吹奏楽部やチアリーディングの子たちが
わいわいと通ったり、ファーブル大作戦!のオープニングに登場した
フンコロガシ君たちやハバタンも、子どもたちに囲まれて
大人気でした。


写真2 子どもたちに大人気、かわいいハバタン。



写真3 まわりも引き気味・・・あやしいフンコロガシ君たち。

この場所は、恒例の出し物が多く、深田公園で葉っぱや木の実を
探して専用の台紙にはる、小舘研究員の「ひとはく採れ取れビンゴ」
や連携グループテネラルのゲンゴロウやザリガニを釣る「ゲンゴロウ
釣り・メダカすくい」、河南堂珍元斎が色紙や扇子に似顔絵を描く、
にがお絵師「ちんげんさい」も盛況でした。



写真4 「ひとはく採れ取れビンゴ」
ガラス壁に張りめぐらされた、たくさんのビンゴ作品は現代アートの
ようでした。



写真5 「ゲンゴロウ釣り・メダカすくい」
必死に逃げ回るゲンゴロウ君やザリガニ君・・・うまく釣れたかな?
連れて帰った人は大事に育ててね。



写真6 「にがお絵師ちんげんさい」
似顔絵70人ほど描きました。2年続けてきてくれた女の子もいまし
た。
ありがとう。

NHK神戸の中嶋梓さんがファーブル大作戦!の取材にきてくれまし
た。
その模様は、NHK総合「ニュース神戸発」と
(11月17日(月)18時〜19時の間)
「ぐるっと関西おひるまえ」に
(11月18日(火)11時半〜12時の間)放映されます。
    

大きなお祭りが終わるとさびしい秋の訪れですが、ひとはくファーブ
ル大作戦!はまだまだ続きます。
11月9日(日)には、13時から大セミナー室にて、小泉八雲のひ
孫、小泉凡氏をゲストに「ナチュラリスト小泉八雲」を開催します。
100年前の虫売りも登場します。

乞うご期待!

ファーブルTF 川東丈純


, 2008.11.06
 
●ひとはくフェスティバル’08

いよいよ今年も「ひとはくフェスティバル」が近づいてまいりました。今年は
「ひとはくファーブル大作戦」期間中です。朝から来館者のみなさんに虫をと
っていただいてそれを午後1時過ぎにステージで虫放天いたします。ファーブル
展を記念して鳩ではなく虫を天に放つのです。ぜひ、虫網をもって深田公園に
集合してください。


(ひとはく博士)

 今年のステージは三田市内5つの高校(有馬高校、祥雲館高校、西陵高校、
北摂三田高校、三田学園)の吹奏楽部が盛り上げてくれます。どの学校も地域
との交流を重視していただいていて、交渉・準備もとてもスムーズにやらせて
いただきました。
また、祥雲館高校はチアリーディングも参画してくださいます。
フェスティバルでは初めてで楽しみです。


(昨年のプログラムの様子−伊丹市昆虫館友の会さん)

今年も全国から博物館や公園と連携する市民グループやスタッフが集い、みな
さんに楽しいプログラムを提供します。
どうぞお越しください。館員一同、お待ちしております。

(フェスティバル担当 藤本真里)

, 2008.10.31
 
●来週はみんなでひとはくフェスティバル

来週の月曜日はひとはくフェスティバルです.
準備でドタバタ,ウロウロ,ギャーギャーやっています.

今年はファーブル大作戦真っ只中の開催.ファーブル展のオープニングで大好評だった虫放天を,ふたたびステージで午後1時過ぎにやります.今回はみんなに虫捕りをしてもらって,その虫をオリジナル箱にいれて天に放ちます.
みなさんも捕った虫をもって1時ころステージ横に集まってください.『虫』ということでは天候が気になります.虫が捕れなかったときは中止‥になります.自然相手なので仕方ないですね.

ステージでは,三田市内5校の高校生が吹奏楽やチアリーディングを披露してくれます.高校生のアイディア満載のステージが楽しみです.

虫放天の直前には「恐竜○×クイズ」をやります.先山研究員,池田研究員からの出題,うんちく付きです.1問だけご披露・・・「丹波竜の性別はオスであるとわかっている」○か×か‥答えは会場で.

また,約30のグループ・博物館・公園が参加するミュージアムワールドには,今年はじめて出展してくださるところがあります.それは,★兵庫陶芸美術館(炎の芸術,楽焼き体験)と★明石市立天文科学館(博物館にプラネタリウムがやってくる!),★宝塚西谷の森公園(もぐらたたき,風船アート),★三田さんでぃプロジェクト実行委員会(三田地域のSNSサンディの紹介),★あいな育みの会(里山カレー他)です.ありがたいことです.末永いお付き合いができるようになればと願っています.

みなさんのお越しをお待ちしています.
フェスティバル担当で自然・環境マネジメント研究部の藤本真里でした.


ひとはく博士にも会えるよ!

詳しい内容はこちら! ⇒ http://hitohaku.jp/top/08event/festival.html

, 2008.10.29
 
●ひとはくファーブル大作戦!研究員のギャラリートーク実施中〜

ファーブル大作戦!の会期中の(〜11月30日まで)毎週土曜日は、研究員のギャ
ラリートークを実施中です。
今日の担当は八木主任研究員。



ひとはくのお隣の芝生の公園でも、見ることが出来る「センチコガネ(コガネムシ)」
を参加のみなさんに触ってもらいました。
「もう1回触る〜〜。」って、お気に召してもらえましたか。


ファーブルにまなぶの展示案内中〜。
100年前の標本。
きちんと保管すれば、私の標本も100年後まで残るかな。

日本人は、虫が好きで夏休みにトンボやセミ採りをするけど、ヨーロッパではあり
得ないんだって。
ヨーロッパでは、鳴く虫がほとんどいなくて、トンボの種類は日本の半分の100
種類しかいないそう。
そして昆虫は、「汚くて、嫌いなもの」と思われてるみたい。
八木主任研究員の話を聞いていた、女の子が「ヨーロッパにもかっこいい虫いるよ!」
そうよね。その通り。


「あっ。ハチの話やで♪」そうそう、ファーブルが一番観察したハチのコーナーで
すよ。
いろんなハチの紹介をしています。
ハチの毒針は、卵を産むところが変化したものなんだって。
って、ことは、刺すのはメスだけ?

ここで、なんと本物のハチさん、登場。

「きゃーハチ!」



大丈夫。これは、オスのハチだから、刺しませんよ。
みんな、おっかなビックリ。ハチに触ってました。
「オスかメスか顔で分かる。今の時期はよく日向ぼっこしてる。」と八木主任研究員。
このハチも、館内に迷い込んだところを、八木主任研究員がアッと言う間に捕まえた
んです。さすが、虫採りのプロ。
オスかメスかどっちか、分からないハチは触らないようにね!

ギャラリートークはファーブル大作戦!期間中の毎週土曜日午後2時から実施してい
ます。
次は、どんな楽しい話が聞けるかな?

              生涯学習課  小林美樹

, 2008.10.18
 
●ひとはくファーブル大作戦!ふぁーぶるポイントカードのゴール達成第1号が出ました!

集めて楽しいふぁーぶるポイントカード。
このカードは、ファーブル大作戦!期間中(9/20〜11/30)に
配布しています。


ポイントカードは、来館した時(1日1回)やセミナーやイベントに参加
するたびに、スタンプを1つ押しています。
5ポイント分や10ポイント分を集めると、スタンプの数に応じて、素敵
なファーブル大作戦!オリジナルグッズをプレゼントしています。

なんと、今日、このポイントカードがスタンプでいっぱいになった、お客
様がいらっしゃいました。
スタンプカードをいっぱいにするには、24回来館するか、セミナーやイベ
ントにたくさん参加しなければたまりません。ありがとございます〜〜〜。

ふぁーぶるポイントカードのゴール達成第1号となったのは、近くの弥生
小学校の3年生の女の子。


(ゴール認定証と記念品の虫眼鏡)

スタッフからゴール達成第1号の認定証が贈られました。
次のゴール達成者は、誰でしょう。

生涯学習課  小林美樹 

2008.10.13
 
●ひとはくファーブル大作戦!来館者1万人を突破しました!

10月10日(金)午後2時過ぎ。9月20日(土)から始まりました
「ひとはくファーブル大作戦!」の18日目に来館者1万人を迎えまし
た!
この1万人を突破してくださったのは、明石市からご夫婦でお越しくだ
さった中野様。今度、お孫さんが小学校の遠足でひとはくへ来ることに
なっているので、どんなところだろうとお越しくださいました。中野様、
ご自身も虫好きだそうです。

来館者1万人を記念して、岩槻邦男館長より、特別記念品が贈られまし
た。

記念品はファーブル講談でおなじみの「河南堂珍元斎」先生のサイン
の入ったセンスやインペラトールホソアカクワフガタの封入標本など。
「これまで、この博物館が新展開等でやってきた実力が発揮され、こん
なにも早く1万人達成しました。とてもいいことです!」と岩槻館長。
ファーブル大作戦、会期は11月末までです。
今度は、あなたが、ひとはくファーブル大作戦!来館者3万人、5万人
を突破してみませんか。


生涯学習課 小林美樹 

, 2008.10.10
 
●ひとはくファーブル大作戦—ファーブルの生まれ故郷フランスアベロン県との交流

10月4日の国際フォーラムを大盛況のうちに終えられたアベ
ロン県からの2人のお客さま,ブランケ副知事とマンマ館長は,
5日は,人博の視察に来館.
お二人とも,熱心に「ファーブルにまなぶ展」や「昆虫不思議
ラボ」などを観覧されました.
その後,今回の交流事業を記念して,エントランスの側で植樹
を行いました.生憎の雨模様でしたが,お二人とも楽しそうに
クワやスコップをもって木を植えてくださいました.フランス
では植樹イベントは,あまりやらないようで,マンマ館長は初
めての体験ですとおっしゃっていました.


ファーブルにまなぶ展会場で熱心に展示を鑑賞中のブランケさ
んとマンマさん.

  

ホロンピアホール3階ホワイエにあるファーブルの研究室前で記
念撮影
  


ファーブル?! ファーブルの生まれ故郷アベロン県のブランケ
副知事です.
  


フランスアベロン県と兵庫県,ミクロポリス昆虫博物館と人博の
交流事業を記念して植樹を行いました.


今回の来館を通じて,兵庫県とアベロン県,ミクロポリス昆虫博
物館と人博の交流事業は,ますます発展しそうです.
楽しみですね.

橋本佳明 ファーブルタスクフォース 自然環境評価研究部


, 2008.10.09
 
●ひとはくファーブル大作戦発動中—ファーブルの生まれ故郷からのお客様

ファーブル展,おかげさまで,たくさんの方々に来場いただいております.
ありがとうございます.
この10月3日には,ファーブルの生まれ故郷のフランス・アベロン県
からもお二人のお客さまが来県されました.県副知事のブランケさんと,
ファーブル昆虫博物館“ミクロポリス”館長のマンマさんです.お二人は,
ひとはくでのファーブル展開催を記念して,10月4日に淡路島の国際会
議場で開催する兵庫県とアベロン県の国際フォーラムに講演するため,遠
路はるばる兵庫県までお越しいただいものです(このフォーラムのようす
は,10月7日のひとはくニュースを見てくださいね).

ブランケさんが機内預かりにしたスーツケースが関空で出てこなくて,神
戸の大丸へあわてて背広を買いに行いくというアクシデントはありました
が,お二人とも無事に到着されました.
その日は,兵庫県公館に井戸知事を表敬訪問され,その後,淡路島の奇跡
の星の植物館で開催されたパーティに出席.
そこでは,貝原前知事とお会いいただきました.


(兵庫県公館で記念写真 
 中央:アベロン県副知事ブランケさん.
 その右:ミクロポリス館長マンマさん)



(奇跡の星の植物館で開催されたパーティのようす)


(貝原前知事と歓談中のブランケさん)

橋本佳明 ファーブルタスクフォース 自然環境評価研究部

, 2008.10.09
 
●ひとはくファーブル大作戦いよいよ始動—日本のファーブルたちのミニシアター

今日は,学校の遠足や大阪シニア大学の皆様に来館いただき,大盛況になりま
した.ありがとうございました.
 さて,今回は本館4階のひとはくサロンにある休憩コーナーに設置したモニ
ターで上映中の「日本のファーブルたち」の紹介です.このビデオはファーブ
ル展のために特別に制作したひとはくオリジナルの作品です.内容は,日本の
ファーブルと称される3人の偉大なハチ研究者 岩田久二雄,常木勝次,坂上
昭一の業績を紹介するものです.まなぶ展でも,3人の偉業を展示しています
が,カリバチの生態映像や現役のハチ研究者が語るエピソードを交えて,より
立体的に紹介しているので,ぜひ,ご覧ください.

(写真:岩田久二雄,常木勝次,坂上昭一の3人の日本のファーブルたち)

 この3人の博士は,皆,少年時代にファーブル昆虫記に出会い,その影響を
受けて,カリバチやハナバチの研究者になりました.その研究業績は3人とも
世界のトップレベルで,世界的に最も著名な日本の昆虫学者であるだけでなく,
多くの後進を育て,一般向けの著書を多数残しています.この私も,子どもの
頃に常木先生の著書を読んで昆虫に興味をもち,岩田先生が教授を勤めた大学
で博士号をとりました.ファーブルがいなければ,日本のファーブルもあらわ
れず,私も昆虫学者にはなっていなかったかもしれませんね.



(写真:休憩室で上映している「日本のファーブルたち」鑑賞中です)

(橋本佳明 ファーブルタスクフォース・自然環境評価研究部)

, 2008.09.30
 
●いよいよファーブル大作戦始動!—楽しいイベントもはじまりました

ファーブル展がはじまり,この会期中だけ開催するスペシャルなセミナーやイベント
もいよいよはじまりました.
このときしか,参加できないものが多いので.ぜひ来館ください.
 
今日は,21日に開催された「ちんげんさいのファーブル講談」のようすや,そのほ
かのスペシャルなイベント企画を紹介します.

(写真:なぞの講談「志」ちんげんさい熱演中)

このファーブル講談は,ファーブルをテーマにお話だけでなく,お客さんの飛び入り
の寸劇あり,紙芝居あり,お絵描きありの,なにか飛び出すかわからない,3次元講
談です.
会期中だけ開催する超スペシャル・イベントなので,お見逃し無く.
次回は,11月16日と24日に開催します.


(写真:フロアースタッフのファーブル紙芝居もありますよ)


ファーブル展会期中は,フロアースタッフによるデジタル紙芝居もスペシャルになり
ます.ファーブル昆虫記で有名なフンコロガシの物語やジャングルにくらす軍隊アリ
の物語など,わくわくどきどきのスペクタルなお話を楽しんでください.
紙芝居は,毎日午前11時からと,午後2時30分に開催します.


(写真:ファーブル大作戦のマスコット,ファーブル君のパペットも登場)

9月27日(土)には,アースシアターで15:00から,オカリナとチェロ,ユーフォニ
ウムの演奏で「虫の音楽祭」を開催します.
申し込み不要で,参加できますので,ファーブル展とともに,虫をテーマとしたコン
サートを,ぜひ,お楽しみください.

    (橋本佳明 ファーブルタスクフォース 自然環境評価研究部)


, 2008.09.25
 
●ファーブル大作戦いよいよ始動ーいろいろ楽しいコーナーあります

ファーブル展が開幕しました.
開幕した土曜日と次の日曜日で,1500人を超える来館者がありました.たくさん
の方々に来館いただき,本当にありがとうございます.このファーブル展は,ひ
とはくが初めて開催する特別展です.博物館には特別展示室がないので,館全部
を使って本展を開催しています.そのため,会期中は入館料そのものが特別料金
になりました.それで,本館2階の企画展示室に,新しい展示コーナー「昆虫不
思議ラボ」を作ったりして,いつもとちがう博物館にしています.

 今日は,不思議ラボ以外の,いつもとちがう「ひとはく」の展示コーナーを紹
介します.

兵庫のナチュラリストたちのコーナー
常設展示室の3階と2階で展示しています.
小さなコーナーですが,水木しげるが少年時代に描いた昆虫絵巻や小泉八雲が愛
用した虫籠など,兵庫ゆかりのナチュラリストたちの貴重な資料がそのエピソー
ドとともに展示されています.ファーブル展開催中だけの特別な展示コーナーで
す.


(写真:昆虫絵巻には不思議な世界が広がっています)


ファーブルも見たことのない珍虫・奇虫のコーナー
常設展示室3Fの入り口ちかくにあるスポット展示コーナーです.2002年に発見さ
れた,どの昆虫のグループにも属さない虫「カカトアルキ」や17年周期で大発
生する「17年ゼミ」の標本を展示しています.カカトアルキがこれまで日本で
展示されたのは千葉中央博だけですから,関西で初めての展示になります.カカ
トアルキの名前の由来になった踵を上げて歩く様子を映した生態映像も合わせて
展示しています.
これもファーブル展開催中だけの特別展示なので,お見逃し無く.


(写真:珍虫中の珍虫,カカトアルキの関西初公開です)

この他にも,本館4階ひとはくサロンにある「虫ぐるみ体験コーナー」やホロン
ピアホール3階ホワイエにある「ファーブルさんと記念写真」コーナーも,人気
スポットになっています.


(写真:自由に虫ぐるみを着て,虫さんになった気分を味わえます)



(写真:ファーブルさんと並んで記念撮影コーナーです.
一緒に写真をとっているのはファーブルさんのそっくりさん?
会場のどこかで出会えるかも)

, 2008.09.24
 
●ひとはくファーブル大作戦! オープン


(写真:吉本教育長あいさつ)


(写真:岩槻館長 謝辞)


(写真:テープカットの様子)


 本日、多数のご来賓にご臨席いただき、「ひとはくファーブル大作戦!」の開催記念式典を行いました。

  「ひとはくファーブル大作戦!」は、「ファーブル昆虫記」最終巻刊行100周年を記念し,国立フランス自然史博物館と国内の5つの自然史博物館が共同で開催する「日仏共同企画『ファーブルにまなぶ』巡回展」(国内での最終開催館)に加え、一般の方から公募した観察、発見の写真作品などを展示した「ひょうごのファーブル・未来のファーブル」など、数々の展示コーナーで構成する、「ひとはく」最初の特別展です。

 9月20日(土)から11月30日(日)の大作戦の開催期間中は、「ひとはく」が得意としているセミナーなど少し専門的な催し物に加え、「ファーブル」にちなんだ紙芝居やお絵かきなども用意し、幅広い方々に楽しんで頂けるイベントを集中して実施します。

 例年にくらべ暑かった夏の太陽の恵みを受け、近隣の有馬冨士公園や隣接する深田公園では、これから年間を通して最も過ごしやすく、魅力あふれる季節を迎えます。

 「ひとはくファーブル大作戦!」の開催期間中は、豊かな自然に囲まれた「ひとはく」にお越しいただき、さわやかな秋の一日をお過ごしください。


(写真:虫放天の様子)


(写真:糞玉ころがしが入り口に入る様子)


(文責 情報管理課)

, 2008.09.20
 
●エントランスホールに舞う1000匹のチョウぬり絵—ファーブル大作戦の設営大作戦

博物館の玄関,エントランスホールで,今,1000枚のチョウ
のぬり絵を天井に取り付ける作業がはじまりました.

 ファーブル展の会期中,エントランスホールでは,「地球は虫
の惑星」と題して,チョウのぬり絵を展示するコーナーを設けま
す.
現在,昆虫の種類数は名前のわかっているものだけで100万種
になります.この数は地球上の知られている全生物種の半分以上
を占め,昆虫は地球でもっとも繁栄している生き物と言えます.
ここでは,チョウのぬり絵一枚を昆虫1000種と見立てて,千枚の
ぬり絵で昆虫100万種をあらわしてみました.

 チョウのぬり絵は兵庫県下の小学生1000人が,一枚一枚て
いねいに描いてくれたものです.子どもたちが自由に色をつけた
多様なぬり絵から,地球上にくらす100万種の虫たちの多様性
に思いを馳せていただき,ファーブル展をより楽しんでいただけ
れば幸いです.みなさまのご来場をお待ちしております.


兵庫県下の小学生1000人の個性あふれるチョウのぬり絵です




高所リストをつかって,エントランスホールの天井リム部分に取
り付けていきます.



なんとか,180枚のぬり絵を設置できました.あと,何枚?



(橋本佳明 ファーブルタスクフォース・自然環境評価研究部)


, 2008.09.18
 
●いよいよ佳境!ファーブル大作戦!の設営大作戦

ホロンピアホールでの「ファーブルにまなぶ展」の
設営に引き続いて,本館の兵庫地域展や全館飾り付
けの設営作業も追い込みに入りました.
今日は,そのようすをご紹介します,


高所リフトでエントランスホールの飾りつけ作業中


完成! 大きなチョウのシルエットが青空に浮かび
上がりました.


2F 企画展示室の「昆虫不思議ラボ」展示品の搬入
作業中


ラボの入り口の飾りつけも完成


広い館内で迷わないようにサインボードの設置も進
行中.
皆様の来館お待ちしています.


橋本佳明(自然・環境評価研究部)

, 2008.09.17
 
●「ファーブルにまなぶ」展完成しました。

「ファーブルにまなぶ」展完成しました。


(写真:「ファーブルにまなぶ」展の展示会場であるホロンピアホール)

ホロンピアホールが大展示室に変身。3階の踊り場から鳥瞰するとこんな感じです。
ちょっとレトロチックで100年前にタイムスリップしたような感じです。
公開は「ひとはくファーブル大作戦!」が始まる9月20日からです。

お楽しみに!

          ファーブルタスクフォース

, 2008.09.07
 
●ひとはくファーブル大作戦! 昆虫不思議ラボ

ファーブルにまなぶ展の設営作業はほぼ終了しました.
今,兵庫の地域展の準備も着々と進んでいます.その一つ,昆虫不思議ラボ
(企画展示室)の展示もいよいよ完成間近です.さわったり,動かしたり,
嗅いだりと五感をつかって,昆虫の不思議発見に挑戦できる仕掛け満載の展
示で,ひとはくオリジナルのものばかりです.

その一部を紹介しましょう.


「さわってしらべる虫の体」:虫の体のなかに手をつっこんで,虫の体のしく
み調べに挑戦です.虫の気管(呼吸器官)や神経をつかむと,虫が動きを見せ
ます.どんな仕掛けがあるかはお楽しみ.反対側は透明になっていて,虫の体
内をさわっているようすがのぞけます.


「トンボの眼カメラ」:虫の眼は小さな眼(個眼)がたくさん集まってできた
複眼になっています.いったい,虫はどんなふうに世界を見ているのでしょう
か.
このカメラに頭をいれてみると,虫の視界の不思議を発見することができます.
虫を捕まえようと,ゆっくりと動いて近づいても,虫に気づかれてしまう理由
がわかるはずです.




「ころころ!たまご虫」:虫のたまご(ボール)をセットして,虫を大人(成虫)
になるまで育てていくゲームです.
いったい,どんな展示に仕上がるのか,楽しみしていてください.

(ファーブルタスクフォース 橋本佳明 自然環境評価研究部)

, 2008.09.06
 
●ファーブルにまなぶ展が,ひとはくにやってきました.

9月4日,琵琶湖博からひとはくに「ファーブルにまなぶ」展の展示物が搬入
されてきました.
博物館のホロンピアホールでは,今,設置作業の真っ最中です.そのようすを,
すこし紹介しましょう.


(写真:まなぶ展の展示什器です.空いたところに標本箱が入ります.)

   

(写真2:展示什器はエコを考えて,強化ダンボールで制作しました.)

  

(写真3:フランスからファーブルゆかりの展示品を運んできたケースです.
オーケストラが楽器を運ぶときに使うような,特別なケースで大事に運搬してい
ます.)

   

(写真4:日本のファーブルたちのコーナーもできあがってきました.
ここは,私が展示制作を担当したところです.)


来館お待ちしています.
      (ファーブルタスクフォース 橋本佳明 自然環境評価研究部)

, 2008.09.05
 
●この秋は家族みんなで「ひとはくファーブル大作戦!」

昆虫記刊行100年記念「ファーブルにまなぶ」展のひとはく開催まで、あ
とわずかとなりました。同展はフランス国立自然史博物館と国内の5博物館
を、ファーブルが採集した標本など6,000点近くの展示品が巡回するもので
す。
これほど大掛かりな「ファーブル展」はもう日本では開催できないかもしれ
ません。最後の開催地になる、ひとはくでは、兵庫オリジナルの展示コーナ
ーやイベントを盛りだくさんに用意して、ひとはく全体がファーブル一色と
なる「ひとはくファーブル大作戦!」として開催します。今は、その準備で
大忙しです。ここでは、みどころ満載のひとはくオリジナルのコーナーを紹
介しましょう。


(写真1:ファーブルの生家の村)
  

兵庫のナチュラリストたち
60年前の宝塚の昆虫採集記録を残した手塚治虫の昆虫ノートや,篠山で虫
の観察に熱中した水木しげるが描いた昆虫絵巻など,虫や自然を愛した兵庫
ゆかりのナチュラリストたちを,貴重な資料や写真等で紹介します.日本の
ファーブルとも言える偉人たちの姿を通して,「ファーブルにまなぶ」展を
鑑賞してみると,きっと新たな発見があるに違いありません.


(写真2:糞虫展示)

  

昆虫不思議ラボ
虫の目をよーく見ると、小さな6角形の粒がたくさんありますね.実は,こ
の粒1つ1つが目で,虫はそれが集まった「複眼」で世界を観ているのです.
このコーナーでは,虫の複眼の世界を体験できる「トンボの目」など,遊び
ながら昆虫の不思議を体験できます.すべて新しい試みの展示で,人博でし
か展示していないものばかりです.ファーブルのように昆虫の不思議発見に
挑戦してみてください.
 

(写真3:昆虫不思議体験)


ほかにも,県民の発見を公募展示する「兵庫のファーブル・未来のファーブ
ル」や福音館の昆虫絵本や昆虫記ものをあつめた「ファーブル図書コーナー」
などみどころ満載.さらに会期中は250回以上のイベントや,ファーブル
の生まれ故郷フランスアベロン県との国際シンポジウムなど催しも盛りだく
さんで,皆さまの来館をお待ちしております.

  
                  橋本佳明(自然・環境評価研究部)

  
  


, 2008.08.28
 
●ジャングルスクール、ゾウに遭遇!

森でゾウに出くわすのは危険です。これまでのボルネオジャングル体験スクールで
は、フンをみつけるだけで、ゾウの存在を感じてわくわくしていました。
ところがなんと今年はジャングルに着く前にゾウの群れに遭遇してしまったのです。
 ダナンバレー自然保護区に向かうバスに揺られて2時間くらいたった頃、安間先
生が言いました。
「道ばたにゾウのフンが落ちているよ。まだ新しいから、近くにいるかもしれない。」
陽は傾き、みんな疲れてうとうとしています。
しばらくすると前の車が停車し、レンジャーが降りて左側を指しました。そちらを見
ると、なんと、ゾウのおしりが森の中に消えていくではありませんか。
すごい!さらにバスで先を急ぎます。みんな落ち着かず、窓の外をきょろきょろ。あ
きらめかけた頃、また前の車がスピードをゆるめ、止まりました。
「あっ、ゾウがたくさんいる!」
ゾウたちは名残惜しそうに草を食べながら、じりじりと森の方に移動していきます。
親子のゾウもいました。参加者全員が見守る中、すべてのゾウが森の中に消えてい
きました。
                  半田 久美子(自然・環境評価研究部)


(写真1:アジアゾウ)
 ゾウの歓迎による大興奮で始まったジャングルスクール、その後の様子は「ファー
ブル大作戦!」や「ひとはくフェスティバル」にてごらんください。




(写真2:参加者)

, 2008.08.28
 
●庭の楽しみ

 戸建て住宅の方々のみならず、マンションなどの集合住宅にお住まいの方々
も、庭や緑を楽しまれてます。庭やベランダには、太陽の直射光も雨もが降りそ
そぎ、風も吹き込みます。そして、そこには多くの植物が植えられています。
庭は多様に「変化する空間」、緑が「生長する空間」なのです。
一方、家には屋根があり、壁があって、外界から守られた私達人間にとって「安
定した空間」といえます。

 人間にとって、この「安定した空間」と「変化・生長する空間」が共存するこ
とが重要なのです。このことによって、私達は精神的な楽しみ、安らぎ、ゆとり
などを享受することができるのではないでしょうか。私達の生活の中で、家と庭
の緑、部屋とベランダの緑、この絶妙な関係づくりが庭づくりの極意といえるで
しょう。

 住宅の庭のみならず、ベランダでも、家族のライフスタイルにあった縮景の庭、
借景の庭、さらには石の庭までもつくることができます。その際には、庭の方位、
雨・風などの自然現象、周囲の山々や公園や街路樹の緑などの環境、さらには
街並み景観などをよく観察し理解して、それらの良いところを如何に旨く取り込
み、活かすことができるかが重要です。

 庭は、私達にとって精神的な楽しみ、安らぎ、ゆとりを与えてくれると共に、
緑の日除けや風除け効果などの気象緩和、野菜や果樹などを通じた食物生産、
生物多様性の維持、さらには街並み景観づくりにまで役立つといっても過言では
ありません。更に、庭はオープンガーデンなどを通じた地域社会づくりにまで貢
献してくれます。

 昨今、地球温暖化、化石エネルギー消費、食糧問題などの多くの課題が山積し
ています。私達の庭づくりから、これらの諸課題の解消に向けて挑戦することは、
成熟社会での豊かな生活の質の追求であり、真の庭づくりの意味ではないでしょ
うか。
                      
中瀬 勲(兵庫県立人と自然の博物館 副館長)

  

写真1 緑の街並み
自分の楽しみのみならず多くの方々と楽しみを共有するオープンガーデンで有名な
北海道恵庭市の街並み景観の一コマ。市民一人一人の楽しみがまち全体を美しくし
ている。恵庭市はわが国でのオープンガーデンの発祥の地の一つである。
本年は「ガーデンアイランド北海道」のテーマのもとで庭づくり、花づくりが全道
で展開されている。
  
   
 
写真2 だんだん畑
阪神・淡路大震災後の震災復興住宅として建設された南芦屋浜の集合住宅の中庭。
住棟間は、だんだん畑として、樹木の植栽のみならず、住民によって野菜なども栽
培されている。住民にとって、見て、手入れして、収穫して楽しめると共に、コミ
ュニティ形成の場となっている。

, 2008.07.17
 
●トライやるウィーク(環境計画部門)

本日はひとはくで行われた
トライやるウィークの第3期の最終日でした。

環境計画研究部門では、
三田炭獣をアピールする方法について
生徒達に考えたもらい、
アイデアを出してもらいました。

さきほど、
三田炭獣のボトゥリオドンやヘラレテスのマスコットや、
こども向けにキャラクター化した名札や、
三田炭獣の描かれたエコバックの試作品の
発表会が行われました。


このように少しつづですが三田で出土した化石について
学習してもらい、さらに、多くのみなさんに知ってもらえたらと思います。

DSCF3524.JPG
▲作成された三田炭獣のボトゥリオドンのマスコット

DSCF3531.JPG
▲発表会の様子

2008.06.13
 
●〜「ファーブルにまなぶ」展 関連ブログ No1〜「この秋、ひとはくにファーブルがやってきます!」 

 2008年9月20日〜11月30日、ひとはくで日仏共同企画『ファーブルにまなぶ』展を開催します。
今年は、ファーブルが「昆虫記」最終巻(第10巻)を刊行してから100周年にあたります。
これを記念して、国立フランス自然史博物館と国内の5つの博物館(北海道大学博物館、国立科学博物館、北九州市立いのちのたびの博物館、滋賀県立琵琶湖博物館、兵庫県立人と自然の博物館)が資料、資金や知恵を持ちより『ファーブルにまなぶ』展を共同で巡回開催することになりました。

ファーブルが採集した昆虫や植物標本をはじめ、観察装置、手書き原稿、ダーウィンと交わした書簡など日本初公開の展示物を見ることができます。
また、昆虫記に影響を受けた日本の昆虫研究100年の成果を展示で紹介するなど、盛りだくさんな内容になっています。たぶん、これほどまでに大掛かりな「ファーブル」展は、もう日本で開催できないかもしれません。2007年夏に北大から始まった本展の全国巡回も、2008年秋のひとはくで最終開催となります。
ひとはくがファーブルに出会える最後のチャンスです。
この秋、ファーブルをお見逃しなく!


「ファーブルにまなぶ展公式ポスター」

 さらに、ひとはくでは、『ファーブルにまなぶ』展にあわせて、兵庫地域展「兵庫のナチュラリストたちと昆虫不思議ラボ」を同時開催します。
「観たり、聞いたり、嗅いだり、動かしたり」して、昆虫の不思議や自然観察の楽しさを体感できる、展示やワークショップ、虫や自然を愛した兵庫ゆかりのナチュラリストたちの紹介、ファーブル講談、紙芝居、お絵かき、など親子で楽しめるイベント満載で、みなさんをファーブルの世界へいざないます。
乞うご期待!

「昆虫不思議ラボで発見?」 

  
「ファーブル講談も聞ける!」


こちらのひとはくニュースでは、これから『ファーブルにまなぶ』展のみどころや、ファーブル先生の波瀾万丈な人生の紹介、兵庫地域展の制作裏話などを連載していきます。
ブログ連載の方もご期待ください。

橋本佳明 (ファーブルタスクフォース・自然環境評価研究部)

—日仏共同企画『ファーブルにまなぶ』展・兵庫地域展「兵庫のナチュラリストたちと昆虫不思議ラボ」
開催まで、あと138日—
ひとはくファーブル展ホームページ: http://hitohaku.jp/tokubetuten/fatop.html
(巡回展「ファーブルにまなぶ」は4/20-8/30まで 琵琶湖博で開催中)


, 2008.05.05
 
●G8環境大臣会合開催記念シンポジウム 「アジアからの発信 人と自然の共生のみちをさぐる」を開催しました!

G8環境大臣会合にさきかげて、環境省とともにひとはくが主催して標題にあ
る国際シンポジウムを開催しました。

  
(桜井環境副大臣)
  
  

(井戸兵庫県知事)
 
桜井環境副大臣や井戸兵庫県知事もお見えになりました。


「里山」に焦点をあて、里山と地域のかかわり、文化としての里山、兵庫県の施策や
アジアの里山など具体的な事例紹介が行われました。



(パネルディスカッション)
その後、岩槻館長のコーディネイトによるパネルディスカッションが行われました。


(会場のようす)
400人を超える方にご参加いただき、立ち見が出るなど盛況でした!

2008.04.26
 
●池田研究員 ラジオ出演中〜

4月23日午後5時30分からNHKラジオ第一放送(666HZ)にひとはくの池田研究員
が出演しました!


(閉館後の恐竜ラボで)

収録場所は、20日にオープンしたばかりの「ひとはく恐竜ラボ」お昼に30分ほど、NH
Kラジオのリポーターと打ち合わせをして、いざ本番。
池田研究員は事前にあれこれ話すことをメモってましたが、本番にはメモも見ることな
く、ラボの魅力を語っていただきました。
ラジオで池田研究員の姿が見れなくて残念!
池田研究員の収録様子です。


(本番中〜)

「めったに見ることの出来ない、化石クリーニング作業を身近で見てください。」とのこと
でした。


2008.04.24
 
●春の虫

春の虫といえばギフチョウです.だいたいソメイヨシノが咲く時期に成虫が現れ
ます。早春限定でみられる事に加え、姿も美しく、それなりの生息環境が保た
れた場所にしか現れない事も人気の理由でしょう。ギフチョウは里山の虫です
が、山奥にも春の虫はいます。

ブナ林の代表的な春の虫は瑞々しいブナやミズナラの葉に見られるルリクワ
ガタの仲間でしょうか。ブナの葉は夏になると硬くて色も濃くなりますが、展開
直後は柔らかく、毛が多くモケモケです。人間が見ても美味しそうだったりしま
す。虫はそのような賞味期限にうまくシンクロして出現します。ノミゾウムシの
仲間も春は早めに現れ、展開しつつある葉に産卵します。
穴場はカエデの花です。あまり目立ちませんがカエデの仲間は大量に花を咲
かせます。遠目には樹全体がほんのり赤く見え、近づいて注目すると、ちゃん
と花が咲いています。そして蜜と花粉目当てに小さな虫がわんわんたかって
います。ハナアブやカメムシ、翅のあるアブラムシ、小型のカミキリ、ヒラタハナ
ムグリなど、虫だらけ。虫を食べる虫も来ています。中には「カエデの花で採れ
るがその他の生態は不明」というような謎の虫もいて、その虫と人類の接点は
今のところ春のカエデの花だけだったりします。

晩春に多い虫もあります。最近は「養老虫」として知られるヒゲボソゾウムシの
仲間がそうです。これもギフチョウなみに環境を選びますが、特定の植物との
つながりは弱く、郊外の針葉樹の混じった広葉樹林ならたいてい何種か見ら
れます。いる所にはワンサカいて、緑色に輝く軽快な姿がそこらじゅうに見られ
ます。
森から湧き出すように現れ、梅雨前には姿を消します。

(自然・環境評価研究部 沢田佳久)

芽吹きを待つカシワノミゾウムシ


比較的ハデなハウチワカエデの花

, 2008.03.29
 
●丹波の恐竜化石が入っています〜産地直送〜

第2次発掘で見つかった化石を周囲の岩盤ごと切り出し、セッコウで固めて
大小9つ塊にした後「プラスタージャケット」で覆って保護し、クレーンで吊り
上げ、トラックに載せ搬出しました。
そのプラスタージャケットの1つがひとはくのエントランスにやってきました!
エントランスに置いてあるのは、9つのうちの2番目に大きいものです。
4月20日(土)オープン予定の化石クリーニング施設「ひとはく恐竜ラボ」に
移され、慎重に岩石から取り出す作業が進められますので、さわることが
出来るのはそれまでになります。

「ひとはく恐竜ラボ」では、作業のようすを間近に見ることができるようになっ
ています。



(プラスタージャケットはセッコウをはがして、化石の取り出し作業をします。)




この機会にひとはくに来て、中に化石が入っている、このプラスタージャケット
をさわってみてください!


(エントランスホールに置いてあるプラスタージャケット)

滅多に体験出来ませんよ。
ただし、上に乗ったり、乱暴なことをするのはやめてくださいね。
※ 衣服が汚れるかもしれません。 ご注意ください!

, 2008.03.15
 
●3/1(土)放映のテレビ番組「はばタン便」を見てね

2月22日博物館にはばタンがやってきました。


企画展示室にて
はばタン「ねぇねぇ、秋山先生。クリプトガミック・ボタニーってなぁに?」
秋山研究員「隠花植物といって花の咲かない植物なんですよ。」
   
    
    


高橋研究員が収蔵庫を案内しました。
はばタン「シカの剥製だ〜」


    

化石工房前
ひとはく博士「古谷研究員、肉眼で見えない化石の研究ですね。」


    
 
化石のレプリカづくりにはばタンとユミお姉さんが挑戦。
はばタン「春名先生、完成しました!」
春名先生「はばタン、うまく出来たね。」

   
 
夢のコラボ!「ひとはく博士とはばタン」

     
         

     
                 はばタン、館内見学中♪     

     

はばタン「フロントスタッフの高瀬さん〜1階を案内してください〜」
高瀬さん「大昔の生きものの化石がたくさんあるよ。
      はばタンが知っている化石はあるかな?」
    


はばタン「博物館、楽しかった〜。日記をつけよう」

この様子は、3月1日(土)午後5時45分〜6時の「はばタン便」で(サンテレビ)
放映されます。
みなさん是非見てくださいね〜。

, 2008.02.27
 
●「おもしろいキノコたち 〜企画展から」

 企画展「クリプトガミック・ボタニー」に登場するキノコついて紹介します。

まずキノコの形をイメージしてみてください。
一番簡単なのは椎茸やシメジのような形でしょうか。傘と柄があって、傘の裏に
はヒダがあって、ヒダから胞子が出る、大体そんな形ですね。
しかし、舞茸を見てください。胞子が出てくるはずの“ヒダ”がどこにもありません。
実は舞茸はヒダのかわりに管孔(かんこう)と呼ばれる穴がたくさんあり、そこか
ら胞子を出しているのです。

キノコには面白い胞子の出し方をするものがあります。例えばキヌガサタケの胞
子は臭い粘液に混ざっています。キヌガサタケが成熟すると臭い粘液がドロリと
出てきて、蝿が群がります。胞子はその蝿によって運ばれて行くのです。また、
チャダイゴケの仲間はコップ状の体の中に碁石のようなものが入っています。こ
の碁石は胞子の塊で、雨がコップの中に落ちることで弾き出され、散布されると
考えられています。他にも体の中から胞子を噴き出すキノコなどがあります。


(★チャダイゴケの仲間)

 キノコの中には面白い生活を送るものもいます。その一つが冬虫夏草です。
冬虫夏草は生きた虫の体に寄生して生えるキノコの総称です。かつて「冬は虫で
夏は草(キノコ)になる」と考えられていたため、このような名前がつけられました。
昆虫の口や、呼吸をする気門といった部分から菌が入り込み、体液によって移動
しながら脂肪組織やタンパク質を分解して成長します。やがて昆虫が死に、体中
に菌糸を張り巡らせます。 充満した菌糸体は成熟し、昆虫の外皮の弱い部分を突
き破ってキノコ(子実体と呼ばれる部分)を伸ばすのです。

企画展では、キノコの標本や拡大模型を展示しています。
ちょっと異様で面白い生物の世界を楽しんでください。


(★冬虫夏草アリタケの拡大模型)

自然・環境評価研究部 布施 静香

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企画展「クリプトガミック・ボタニー〜隠花植物の不思議な世界」
 開催期間 2月23日(土)〜8月20日(水)
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, , 2008.02.19
 
●新作デジタル紙芝居『コウちゃんの60日間』

ひとはくオリジナルの大きなスクリーンで動く紙芝居、デジタル紙芝居。
新作『コウちゃんの60日間』を上映いたします。

コウノトリは60日間で巣立つと言われています。
主人公、コウノトリのコウちゃんの誕生から巣立ちするまで、コウノトリの親子が、
お互いにどのように接し、成長してゆくのかを描いたあたたか〜い物語です。

この作品は、フロントスタッフの全て手作り作品。
イラストは松田沙耶香さん。
ストーリーは松田沙耶香さん、笹山由利子さん、水間さ梓さんの3人で作りました。

水間:「アニメーション処理に力をいれましたので、そこにも注目していただければ」
笹山:「コウノトリをもっと身近に感じていただければ」
松田:「コウノトリの親子がお互いを想って成長していく姿を描きました」
と制作者の3人。

是非、ご覧ください!


 
(デジタル紙芝居より:コウちゃんの誕生と巣立ちのシーン)

デジタル紙芝居 『コウちゃんの60日間』
上映期間 : 2月末まで
上映時間 : 毎日2回  ・11:00〜11:15 ・14:30〜14:45
上映場所 : 3階アースシアター

2008.01.20
 
●第2次発掘作業中・・・


(写真:発掘作業のようす)


(写真2:三枝研究員と池田研究員)

1月18日(金)、第2次発掘作業中にカルノサウルス類と見られる獣脚類の歯が
発見されました。この歯の長さは3.5cm以上、幅は1.5cmぐらい。
発見者は村上喜利さん。(77歳・丹波市山南町青田在住)

村上喜利さんは、発掘現場に見学に来られた方への案内ボランティアもされてお
り、見学者の方に恐竜の歯の説明もしていたそうです。そのため、自分が発掘作
業をしているときに「もしかしたら、歯が入っているかも?!この石は大事にしなく
てはいけない!」と感じたそうです。
「なんとか見つけたいという気持ちで作業していたが狙ってやれるもんじゃない。
これで励みができた」

「1次発掘も参加させてもらったが、みんなに迷惑をかけんうちに自分で定年を決
めよう。2次の発掘は参加するのを止めよう」と思っておられたそうです。しかし、1
次発掘の仲間から「やろう!まだやれる!」と誘われ、第2次発掘作業に参加。


(写真3:記者に囲まれた村上さん)

「発掘のメンバーは、とてもいい人たちばかりで楽しい」と大勢の記者に囲まれ笑
顔の村上喜利さんでした。

2008.01.20
 
●隠花植物の世界へ

人と自然の博物館企画展 
 「クリプトガミック・ボタニー〜隠花植物の不思議な世界」
 開催期間 2月23日(土)〜8月20日(水)

 シダ,コケ,菌類,藻類など,花をつけない隠花植物にもたくさんの種類が
あり,私たちの生活に深く関わっています.このような隠花植物の美しく不思
議なかれらの姿を、多角的に紹介するのが今回の企画展のねらいです.


(写真:兵庫県で見られる隠花植物たち)

キノコ染めや食品,園芸,アクアリウムなど,私たちの生活との関わりについ
てもやさしく紹介しています.企画展のために新たに撮影されたビデオには,
小さな体に秘められた予想外の激しい動きなどの特選映像が満載です.
これまで気づかなかった不思議な自然の世界をぜひご覧ください.


(写真2:「窟屋の金水(いわやのきんすい)」藻類ヒカリモ)

 また、企画展開催期間中に,以下の講座・イベントが開かれます。
いずれも入館料のみ必要となります。

●企画展講座「こけ・しだ・きのこ その不思議と美の世界」
2008年5月11日(日曜) 午後1時半〜3時半
定員80名
会場:人と自然の博物館4階 大セミナー室
申し込み方法:氏名、年齢、住所、連絡先をご記入の上、「企画展講座受講
希望」と明記して、はがき、FAXまたはEメールでお申し込みください.

●ギャラリートーク 毎月第三日曜 14時〜14時半(事前申し込み不要)
 展示制作を手がけた研究員が企画展示の見どころをわかりやすく解説します.


自然・環境評価研究部 秋山 弘之

, 2008.01.20
 
●ひとはく2008

ひとはくへ来たことがありますか?ひとはくのイベントに参加したことがありますか?
もし、あなたがひとはくを名前でしか知らない人だったら、あなたはだいぶ損をして
います。

2007年のひとはくは恐竜化石でテレビや新聞に度々紹介されました。まだ人の祖
先のかけらもなかった1億3、4千年前に、日本列島をノッシノッシと歩いていた巨大
な動物が、化石のすがたで語りかけてくれるのです。すばらしい機会です。

化石で知名度を上げましたが、ひとはくのお宝はこれだけではありません。テレビや
新聞が知らない楽しみを発見するのはあなた自身です。ひとはくは誰でも楽しめる材
料を山ほど準備して、あなたが人生を豊かにするのをお手伝いします。
ジャングルに咲くラフレシアを見ませんか?


里山の生活が失われるってどういうことか、ちょっと考えてみませんか?
日本の自然はどのような進化の結果今のすがたをとるようになったか、わたしたちの
生活がその自然とどのように共生しているか、しばらく実体験をしてみたら?

2008年は、あなたがひとはくで生きることの歓びを満喫する年であってほしいです。

人と自然の博物館長 岩槻 邦男

, 2008.01.20
 
●オオサンショウウオにツボカビが発見されましたが

20日の朝刊(産経)で、オオサンショウウオがカエルツボカビ症に感染していることが報道されました。
(→産経新聞の記事へ)
(→スポーツ報知新聞の記事へ)

野生の個体とありますが、数年間飼育されていた個体なので、完全な野生個体ではありません。
「研究者らは絶滅の恐れも」という記事がありますが、少し過大表現だと思います。
海外からやってきたツボカビとは違うタイプのものらしいので、国内に元々いた可能性があるからです。

元々いたということは、オオサンショウウオと共進化してきた可能性があり、大きな被害はでないことが予想されます。
ただ、外国からきたツボカビが感染し被害がでるという可能性はあるので、これからもペットのカエルを扱うには注意が必要です。
詳しくはこちら→http://hitohaku.jp/tsubokabi/infor.htm

田口勇輝(自然・環境マネジメント研究部)

, , 2007.12.21
 
●丹波市に恐竜化石クリーニング室がオープンしました!

丹波市の山南住民センターに「丹波竜化石工房」が12月1日、オープンしました!
(丹波市整備)
化石のクリーニングの様子が発掘現場である山南町で見ることが出来ます。


(写真:クリーニングの準備を始めるスタッフ)


(写真:プラスタージャケットを開封!)

工房オープン当日、化石が入っているプラスタージャケットを約150分かけて開封
すると、中からきれいに骨が並んで見えました。この化石の産状の型を取り、レプ
リカを作り、クリーニング作業を進めていきます。
レプリカをつくるためにシリコンで型どりしたら、この綺麗に骨が並んでいるのが見
れなくなってしまいす。
今が見どきです!


(写真:ガラス越しに見学する人たち)

こちらの工房は午前と午後のそれぞれ2時間、ガラス越しに作業が見学できます。
見学出来るのは、水曜〜日曜日で午前のうちの2時間、午後から2時間
(年始年末の12/29〜1/3は、お休みだそうです。)

2007.12.16
 
●『フロントスタッフの自己紹介(その3)やりがい=ごほうび』

みなさま、こんにちは!
外は寒〜い日が続きますが、ひとはくは暖房が入ってあたたかい毎日です。
さて、12月も半分が過ぎ、もうすぐクリスマス。
ひとはくサロンもすっかりクリスマスモードです。
今回は「フロントスタッフの仕事のやりがい」について紹介します。

フロントスタッフの仕事は、お客様の対応とイベント運営がほとんどを占めてい
ます。今のメンバーは子どもが好きで、動物、昆虫、植物に興味を持ち、絵が
上手な人の集まりです。

私たちにとって大変な仕事は、(予算ゼロ状態で)自分達で考えたイベントを運
営する事ですが、成功した後の喜びはひとしおです。やはり準備は大変です!
晴れた日にコツコツ自然の素材集め→どんぐり、松ぼっくり、落ち葉は博物館か
らすぐの深田公園に拾いに行きます。他にもダンボール・ラッピング・リボン・ワ
インコルク・わりばし・楊枝・リサイクルしておもちゃになりそうな物は、スタッフ
同士で声をかけあってイベント用に収集しています。普段は、ポイッとゴミにし
てしまっているグッズを再利用してまた子ども達に楽しんで遊んでもらえると、
よかったなぁ〜と思います。

『毎日のもよおし デジタル紙芝居&ボルネオジャングル探検ツアー』では(お客
様が)一人でも二人でもイベントは遂行します(やります)!
集まった方々に合わせて、こども向け、おとな・お年寄り向けにお話をアレンジし
ます。

一番やりがいを(スタッフにとってご褒美をいただいたように)感じる事は、幅広い知
識をお持ちの参加者とお会いできる機会があること。
子ども達とふれあえて、とびきりの笑顔を見られること。
そしてなにより、参加者の年齢にかかわらず「学びが起こる」瞬間があります。
紙芝居をご覧になられて「こんな珍しい生き物が兵庫県にいたのは知らなかった」
と感動していただいたり。

これからも、フロントスタッフは人と自然の共生を考えるインタープリターとして、ひと
はくとお客様をつなぐお手伝い役として、頑張っていきます!
よろしくおねがいします!

(フロントスタッフ 藤田奈美)

2007.12.15
 
●カエルツボカビ症拡大防止キャンペーン「ミュージアムショップでのエコバック販売について」

今話題になっているツボカビは、カエルなど両生類に感染するカビです。
(詳しくは→ http://hitohaku.jp/tsubokabi/ )

ツボカビが日本に生息する野生のカエルに与える影響はまだわかっていません。
ひとはくでは、ツボカビ拡散防止のため「ペットのカエルをはなさないで」PR活動
をはじめました。
その活動のひとつとして、ミュージアムショップのご協力をいただき、ツボカビエコ
バックの製作・販売を行うことになりました。

(写真1:エコバック A4サイズ コットン100% 300円)

ツボカビについて知っていただき、さらにバックを使っていただくことにより「カエルを
放さないで」という普及に購入者の皆様にもご協力いただければと思っております。

(写真2:エコバックの横にちらっと写っているのはプリザーブの樹
     クリスマスのデコレーションに素敵ですね☆
     直射日光や水気が少なく温度の高くないところであれば2〜3年持つそうです)


2007.11.28
 
●『フロントスタッフ自己紹介(その2)イベントのウラ話』

みなさま、こんにちは☆
前回は「フロントスタッフ自己紹介」で仕事についてご紹介しましたが、
今回はイベントができるまでのウラ話をご紹介したいと思います。

主なイベントは展示物をおもしろく・わかりやすく説明する「展示室ツアー」。
アースシアター(上映室)で動く紙芝居を上映する「デジタル紙芝居」。
展示室内でカルタとりやタネの模型作りを体験できる「フロアスタッフと遊ぼう」。
このようなイベントは私達フロントスタッフが企画し実施しています(^V^)


(写真1:イベント真っ最中!)


オモテでイベントを行うスタッフは通常1〜2名ですが、実はウラには沢山のサ
ポーターがついているんです。その中でも特に強力なサポーターは研究員の
先生方です。

ひとはくには研究室があり、研究員がすぐそばにいますのでアドバイス・チェッ
クをして頂き「新しいイベント」がみなさんの前に登場します★


(写真2:カウンターでイベントを考え中〜)

今後も新しいコンテンツ開発に力を入れていきますので、楽しみにしていて下さい。
次回はフロントスタッフの「やりがい」についてお伝えする予定です。乞うご期待!!!

2007.11.28
 
●館長が文化功労者に選ばれました


 当館の岩槻邦男館長は、シダ植物の系統と分類に関する研究を進め、日本の植物分類学を世界レベルへと押し上げました。そして、在野の研究家との協力によるレッドデータブックの作成、生物多様性の保全など地球環境問題への貢献などにより、2007年度文化功労者に選ばれました。

 館長のコメント:「植物分類学者である私が選ばれたことは、博物館活動を振興すべしという示唆と受け止めています。」



 新聞記事はこちら


 2008年1月4日は,館長の新春オープンセミナー「お正月をいろどる植物−ウラジロ−」があります.みなさんそろってお越しください.ご案内はこちら

, , 2007.11.03
 
●知っていますか?カエルツボカビ

カエルツボカビ症をご存知ですか?
ツボカビは、カエルやサンショウウオ、イモリなどの両生類にうつるカビです。海外からやってきたツボカビが日本に生息する野生のカエルに与える影響については、まだわかっていません。でも、いったん野外に広がってしまえば手おくれになるかもしれないのです。ペットとして売られている外国のカエルにはツボカビがついている可能性があります。飼っているカエルを野外にはなしたり、死んだカエルやカエルのついた水などを外にすてないようご協力ください。

ツボカビホームページへ移動します

ツボカビエコバッグはこんなかんじですツボカビの全国調査が、国が中心となって今年の春からおこなわれています。兵庫県ではひとはくがリーダーとなり、県内の調査員にお願いして、100個以上のサンプルの収集を行いました。サンプルは専門の機関に送られ、現在検査がすすめられています。ひとはくでは、このような調査活動と平行して、ツボカビ防止のために「ペットのカエルをはなさないで」PR活動をはじめました。その一環として、ツボカビ情報を簡単にまとめたホームページをつくりました。ぜひ、一度みてください。


また、ひとはくのミュージアムショップにご協力いただき、ツボカビエコバックの作製・販売を行ってもらっています。バッグには、ペットのカエルを放さないで欲しいという簡単でわかりやすいメッセージがプリントしてあります。ツボカビの説明がシンプルに書かれたチラシをバックにつけていますので、ツボカビについて知っていただき、さらにバッグを使っていただくことにより「カエルを放さないで」という普及にお買い求めになった方々にもご協力いただければと考えています。ミュージアムショップの営業に関しては、ホームページをご覧ください。11月4日(日)のひとはくフェスティバルでは、時間を拡大し10時〜17時まで、通常店舗のほかに3階入り口前でも営業します。

, , 2007.11.01
 
●ひとはくフェスティバル

いよいよ”ひとはくフェスティバル”の季節です。

フェスティバルマネージャーの藤本です。
約40のグループに達人技、地元名産等々こだわりの心をもって参画し
ていただきます。

(写真:館内のようす)

日頃の活動場所は博物館、公園、学校‥、立場は市民グループ、高
校生、大学生、公務員‥と何もかもさまざまで、いろいろな体験を楽し
んでいただけるはずです。


(写真:採れ採れビンゴ)

ひとはくからは、昨年に続き「採れ取れビンゴ」(植物編)で植物のビン
ゴシートをつくり深田公園で捜すというゲームです。探し出す力だけで
なく、この季節に深田公園にどんな植物があるかという予測も必要な
ゲームになっています。
また、2007年は化石に明け、話題沸騰の年でした。
そこで、化石が専門というわけではない研究部(自然・環境マネジメン
ト研究部コミュニティデザイングループ)が担当して、公園で恐竜の巨
大!?立体クラフトをみんなとつくります。現在、見本として展示用の
ものを試作中です。
体長3mほどのものでも意外に大変で苦戦しています。
「そんなん得意!!」というみんな、ぜひ作りにきてください。


(写真:深田公園)

11月4日入場無料、みなさんのお越しをお待ちしています。

 藤本真里(自然・環境マネジメント研究部コミュニティデザイングループ)

, 2007.10.31
 
●企画展(ひょうごの里山、日本の里山)

「おじいさんは山にしば刈りに、おばあさんは川に洗濯に・・・」。

この「桃太郎」の有名な一節を耳にすると、昔の里山と人々の暮らしが自然と頭
の中に浮んできます。桃太郎で語られる「しば」とは、漢字では「柴」と書き、雑木
(主に低木)の小枝のことを指します。
けれども、今の子ども達(もしかしたら、若い大人も!)は、この「しば(柴)」のこと
をほとんど知りません。私たちの今の暮らしには柴に出会う機会は皆無。彼らに
とって「しば」は、グラウンドや公園にある芝生の「芝」なのです・・・。

「しば(柴)」とはこれ↑です。企画展では、本物の柴を背負う体験のできるコーナー
を用意しています!


里山の自然とともに暮らした昔の私たちの暮らしに、親子でふれてみませんか?その
“きっかけ”を企画展「ひょうごの里山、日本の里山」はお届けします。
すてきなことに、兵庫県には「昔ながらの里山」が今も生き続けています。この里山を
残しながら、“生物多様性”・“環境”・“学習”を担う「新しい姿の里山」との関わる方法
も紹介いたします。

くわしい内容はこちら!
http://hitohaku.jp/exhibits/program_exhibition/2007/satoyama_index.html

橋本佳延(自然・環境再生研究部)

, 2007.09.28
 
●もう、あれから1年 「丹波の恐竜化石 発見1周年記念講演会」開催しました。

丹波の恐竜化石発見された村上氏、足立氏から恐竜化石を博物館に
寄贈していただきました。
8月19日(日)13:00〜ひとはく館長から感謝状贈呈を行いました。

司会の小林主任研究員

引き続き講演会。発見者の村上氏、足立氏からお話していただきました。

発見と発掘をプライベートなエピソードも交えお話する村上氏。
「税金を使って発掘作業をしているので、非常にプレッシャーを感じまし
た。」


化石を発見してから30時間、目の前に骨がちらついて寝られなかった
という、足立氏。ユーモアたっぷりにお話されて、会場は笑いが絶えま
せんでした。


会場は定員100名。事前申込の方のみの入場のため、当日に希望され
るお客様には、お話を聞いていただけなくて申し訳ありませんでした。
この日は、マスコミ各社の方も取材に来てくださいました。
また、どこに載っているか探して見てくださいね。

, 2007.08.19
 
●マレーシア・サバ大学との学術交流協定を更新しました

 ひとはくは、マレーシア国立サバ大学と1997年から学術交流協定を締結し、それに基づいて学術調査やジャングルスクールなどの環境学習プログラムなどを実施しています。この協定は5年ごとに更新されるもので、先日7月29日にこの協定更新のための調印式がサバ大学で行われました。

 セレモニーにはマレーシア政府の高等教育局長らが招かれ、盛大に行われました。ひとはくからは岩槻邦男館長と坂本啓次長が出席し、岩槻館長とサバ大学のモハッド・ノー・ダリミン学長が協定書にサインをしました。調印式の様子はサバ州の新聞にも大きく取り上げられました。

MoUceremony.jpg サバ州の新聞に掲載された調印式の様子

, 2007.08.07
 
●丹波の恐竜化石、第一発見者「村上茂」さんに会いに行きました

丹波の恐竜化石の第一発見者、村上茂さん。現在は、今年の4月から丹波市山南町にある
「丹波市立上久下地域づくりセンター」で木、土、日曜以外は活動推進員として地域振興の
ために働いておられます。


「丹波市立上久下地域づくりセンター」で働く村上さん

先日、ひとはく新聞編集委員2人が、取材のために、その村上さんに会いに行きました。

化石を発見されるまでの村上さんは、畑仕事や地域の仕事、また趣味のゴルフに勤しんで
おられたそうで、人生が化石発見によって変えられてしまったそうです。
上記センターで働く村上さんは、電話や来客対応に追われ、とてもお忙しそうで、こちらがお
話を伺う時間をとるのも申し訳ない感じでした。「私の人生は恐竜化石によって変えられまし
た。これからは恐竜化石と一緒に地域を変えていきたい。これからは、たくさんの人と交流し
て自然の素晴らしさを伝えたい。」と笑顔で話されていました。
みなさんも、村上さんに会いに行けば、楽しいお話を聞かせてもらえますよ〜。
村上さんも「気軽に来てください」とおっしゃっていました。


同センター前の村上さん

なお、この取材の様子は次回のひとはく新聞第2号(9月末発行予定)で詳しくお知らせいた
しますので、お楽しみに〜 o(*^▽^*)o~♪

2007.07.29
 
●ボルネオジャングル体験スクール、元気に旅立ちました。

2007ボルネオジャングル体験スクールは、岩槻邦男館長をはじめ、館員5名と安間繁樹さん、
添乗員、看護師、スクール生22名、みんな元気に7月24日(火)関西国際空港を飛び立ちました。

今年で9回目となるスクールには、これまでもたくさんのスクール生が参加しています。卒業生た
ちの中には、研究者となって自然環境や野生動物などを研究している人もいます。
8日間のスクールでは、ボルネオ島のダナムバレー自然保護区内で、マレーシアの子どもたちと
一緒に生活をします。早朝からバードウォッチングや自然観察トレッキング、夜のナイトウォークま
で、さらに、地上数十メートルの樹冠を体験するキャノピーウォークなど、1日中ジャングルを満喫
して、まさに感動の連続です。

7月31日(火)早朝、どんな顔で日本に帰国するか楽しみですね。

, 2007.07.29
 
●企画展「瀬戸内海のいまとむかし」、ただいま準備中

企画展では、6年前に淡路島沖で捕獲されたナガスクジラとアオザメの標本を公開します。解体したクジラの骨は土に埋め、バクテリアの働きで肉が完全に分解するのに約二年を要しました。その後、骨の脂肪を取り除き、ようやく骨格標本ができました。今回は頭部の骨格を組み立てて展示します。
展示の概要は当館の下記ホームページをご覧いただくとして、ここでは瀬戸内海を代表する生き物として展示予定のナメクジウオを紹介します。

【写真 左 ナメクジウオ  写真 右 ナメクジウオ  (写真提供:小林真吾氏)】

ナメクジウオは、脊椎動物の祖先の姿をいまにとどめる原始的な生き物です。体長は5センチくらい、体は扁平で細長く、柳の葉のような形をしています。瀬戸内海では、広島県三原市有竜島の生息地が国の天然記念物に指定される希少な生物です。数年前に、兵庫県水産技術センターのアナゴ稚魚調査で底引き網にたくさん入ったとの情報を入手し、センターのご厚意により5月の調査に同船させて頂きました。ナメクジウオ9個体を採集しました。目下、生きたまま展示すべく飼育中(のつもり?)ですが、ナメクジウオは砂にもぐったまま姿を見せてくれません・・・。


企画展の案内:http://hitohaku.jp/exhibits/program_exhibition/2007/setonaikai_index.html

佐藤裕司(自然・環境評価研究部)

, 2007.06.28
 
●中学生がトライやる・ウィークでがんばりました

 今年も中学校2年生が、さまざまな勤労体験をしました。
 今年のトライやるウィークでは、5月29日(火)から6月8日(金)までの期間、地元三田市内
 はもとより、篠山市、丹波市、宝塚市より、のべ11校30人の中学校2年生が、博物館の5研
 究部と3課に分かれて実際の業務を体験しました。

 体験内容は、わが国有数の規模をほこる博物館にふさわしく、館周辺の美化やフロアスタ
 ッフの補助、図書館の蔵書の整理、各研究員の研究や資料作成の補助など多岐にわたり
 ました。
 中学生は毎日の業務に楽しく取組んだようですが、「笑顔を絶やさない接客マナー」や「華
 々しい研究を支える地道な作業」などを通して、社会の厳しさも垣間見たようです。

 これから、中学生の感想のごく一部を紹介します。
 「一番心に残った言葉は、『標本は大切に扱って』です。昆虫の命をもらって標 本にしている
 のだと思いました。」 (Y中学男子)

 「先生に、石を見せにいくときのワクワク感はきっと忘れないと思います。」
  (S中学校男子)

 「私はここで働かしてもらい、博物館は裏でたくさんの人が支えているからこそ、 成り立って
 い るのだなと思いました。」 (S中学校女子)

 「もし、自分がお客様だったら、掃除のされていない展示物を見ても面白くない と思うと思っ
 た ので、しっかり掃除をしようと思いました。」(Y中学校男子)

「ぼくは最初ハチがすごく苦手で、触れと言われたときもすごく怖がっていたけ れども、だん
 だん慣れて、今は平気で触れてとてもうれしいです。」 (F中学校男子)

「花を植えるのは花がものすごく多く、ものすごく疲れました。」
(H中学校男子)

「『ありがとう』の大切さがわかりました。」
(K中学校女子)

「このトライでしたことを活かして、将来自然に関する仕事をしてみ たいと思います。」
(N中学校男子)

「私は、結構単調な仕事をしたのですが、その中で根気が必要なこ と、どんなつらい 仕事
 でも楽しんでやることが大切だということを、改めて実感しました。」
(S中学校女子)

「博物館には、たくさんの人が仕事をしていて、どんな会社でもいろい ろな人の支えが必要
 なんだなと思いました。」(A中学校男子)
 
担当する職員の話を、姿勢を正し、目をまっすぐ見て聞く姿勢は、博物 館にさわやか風を送
 り込んでくれているように感じました。

 館内で接するお客様や担当者も微笑が漏れ、私たち大人にとっては、 中学生から新鮮な元
 気をもらう ことができた2週間でした。      
                         (トライやる 担当 春名)

, 2007.06.16
 
●トライやる・ウィークが始まりました

今年度もトライやる・ウィークの受け入れが始まりました。
前期(5月29日〜6月1日)・後期(6月5日〜8日)で30名の生徒が博物館へやってきます。

恐竜化石の発掘現場の地元丹波市山南中学校からも参加してくれます!
参加中学校〔三田市立長坂中学校・三田市立八景中学校・三田市立富士中学校・三田市立ゆりのき台中学校・三田市立上野台中学校・三田市立狭間中学校・三田市立けやき台中学校・三田市立藍中学校・宝塚市立西谷中学校・篠山市立篠山中学校・丹波市立山南中学校〕

♪憧れの博物館での活動内容♪
・標本整理、ジーンファームの清掃
・ハチの巣の標本作り、ミツバチのマーキング
・昆虫標本作り
・館内外の業務全般
・模型作り、楽器作り、コケ玉つくりなどセミナーの準備                     
・企画展準備、三田化石産地の土砂運び(7日)、恐竜化石残土から化石探し(8日)
・図書雑誌の整理作業              
・葉脈標本づくりの体験と指導の補助などなど

, 2007.05.29
 
●ミュージアムショップオープン

5月1日にミュージアムショップがエントランスにオープンしました。
エントランスの中は、アロマの癒しの香りとゆったりした音楽に包まれて、うっとりしちゃいます。

持ったらずっしりと来るフィギアはなかなかほんかくてきなもの、見ているだけでも楽しいですよ。

博物館へ来たら是非エントランスホールのミュージアムショップにお立ち寄りください。

■平日(火曜日〜金曜日) 12:00〜16:00
■土・日・祝  10:00〜16:30
■月曜日 休み
■なお、平日であっても博物館開館の場合、準じて開店いたします。

■問い合わせは下記まで。
TEL 079-553-8786
〒669-1542
兵庫県三田市上深田403-2
株式会社エフコーポレーション

, 2007.05.29
 
●恐竜化石に伴う基本協定書及び恐竜化石に伴う連携協力に関する覚書の調印式

2007年5月18日 午前10時から兵庫県立人と自然の博物館 応接室で、恐竜化石の発掘調査について、兵庫県立人と自然の博物館、兵庫県丹波県民局及び丹波市が、お互いに連携・協力して発掘調査を行い、その保存・利活用を推進することを目的として協定を締結しました。
兵庫県立人と自然の博物館長、兵庫県丹波県民局長と丹波市長がそれぞれサインをして、3者ガッチリ握手をしました。
20名近くの報道関係者が詰めかけ、調印と握手の瞬間は会場はシャッターの嵐でした。
調印が終わった後の懇談では、各報道関係者から次々と質問が飛び出し、3者の代表は熱い思いを語っておられました。

 ●丹波の恐竜関係の詳しい内容はこちらへ 

   →当館では、6月3日まで化石の特別展を開催中です
     ぜひお見逃しなく!

, 2007.05.29
 
●丹波市の恐竜化石発掘速報展の開催
  

丹波市山南町の篠山川河床で発見された恐竜化石に関する展示を、発掘現場近くの「山南住民センター」にて、開催いたします。2007年1月から3月にかけての本格発掘では、さまざまな発見がありました。これらの成果と産出標本および篠山層群の岩石や恐竜以外の様々な化石を展示いたします。ぜひ、ご来場ください。お見逃しなく!

 期間:2007年4月14日〜30日まで
 場所:丹波市山南町谷川 山南住民センター
 主催:兵庫県立人と自然の博物館・丹波市
 共催:丹波県民局

展示内容の詳細は、こちらのPDFファイル(250kb)をご覧下さい

, 2007.04.13
 
●【展示】チョウが消えてゆく 〜絶滅の危機にあるチョウとその保全〜

当館では、日本のチョウについて、以下のとおり『ミニ企画展』と『オープンセミナー』を開催します。関心のある方のご観覧とご参加をお待ちしております。

■ ミニ企画展
日本には約240種のチョウ類が生息していますが、約25%にあたる63種が環境省のレッドデータブックに載っています。その多くは、草原や湿原などに生息するチョウ類で、最近まであまり注目されることがなかった里山的な環境が主な生息地となっていたため、近年、著しく衰亡しています。このミニ企画展では、このようなチョウ類の衰亡の状況について多くの方々に知っていただき、衰亡しているチョウ類だけでなく、チョウ類も生息できる環境を保全することによって、生物多様性や多様な自然環境の保全を行うための活動が始まっていることを紹介します。

 主催:特定非営利活動法人 日本チョウ類保全協会
 共催:兵庫県立 人と自然の博物館
 会場:兵庫県立 人と自然の博物館 4階 ひとはくサロン
 会期:2007年4月10日(火)〜5月27日(日)
    ※ 月曜日は休館日。ただし、4月30日(月)は開館。
 展示物の概要:
  絶滅の恐れのあるチョウ類の生態写真、保全活動の解説パネル・・・B1サイズ17点
  兵庫県での保護活動紹介パネル・・・四切り写真8点と解説パネル

■ オープンセミナー
 日時:2007年4月22日(日)13:00〜15:00(12:30開場)
 会場:兵庫県立 人と自然の博物館 4階 実習室
 定員:60名(先着)
 申込:当日参加のみとなります。事前申込はできません
 受講料:無料。ただし、博物館の観覧料が必要です。
            
 □ 内容 □
 「チョウはどんな生き物か」    ・・・藤井 恒
 「日本のチョウが減っている」   ・・・中村康弘
 「鉢高原のウスイロヒョウモンモドキと加古川のギフチョウの保護活動」・・・近藤伸一
日本チョウ類保全協会の皆様
(写真は、展示を製作された日本チョウ類保全協会の皆様です)

, , 2007.04.08
 
●4月1日より「ひとはくニュース」がはじまります

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2007年4月1日から、当館ではミュージアム・ブログ「ひとはくニュース」を始めます。
このページでは、セミナーやイベントをはじめ、最新の研究成果や活動を報告いたします。

 ●  お楽しみに!  ●




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, 2007.03.31
 
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